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マツダ、初代「ロードスター(NA型)」のレストアサービスを年内に開始

ブリヂストン「SF325」やNARDI製ウッドステアリングなど一部パーツの復刻も

2017年8月4日 発表

8月4日に幕張メッセで開幕した「オートモビル カウンシル2017」の会場で、レストアサービスについてのプレゼンテーションを行なったマツダ株式会社 商品本部 ロードスターアンバサダー 山本修弘氏
会場に展示されたNAロードスター

 マツダは8月4日、初代「ロードスター(NA型)」を対象にしたレストアサービスを開始すると発表した。

 このレストアサービスは「レストア事業」と「パーツ再供給」の2つで構成。「レストア事業」は、ユーザーが所有するNAロードスターをマツダが預かり、オリジナルに近い状態にクルマをリフレッシュするもの。マツダがユーザーと直接面談し、個々のクルマの状態や要望に合わせたサービスを実施する。作業を行なうマツダ社内の施設は、テュフ ラインランド ジャパンよりクラシックカーガレージ認証取得を予定しており、レストアしたクルマを高い品質でユーザーに届けることが可能という。レストア事業については2017年内に受付を開始し、2018年初頭からサービスを始める予定。

 また、「パーツ再供給」は、現在供給が終了しているNAロードスターの一部パーツを復刻するもので、2018年初頭より販売を開始。パーツはオリジナル状態にこだわり、ビニール生地のソフトトップやデザインを再現するとともに、ブリヂストン製タイヤ「SF325」(185/60 R14)、NARDI製ウッドステアリング/シフトノブを現在の技術で復刻。そのほかの部品供給についても、ユーザーとの対話を通じて今後取り組んでいくという。