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フォルクスワーゲン、フルモデルチェンジした新型「ゴルフ」
7世代目は、ゴルフ史上最高の燃費により全車エコカー減税100%、衝突軽減ブレーキ標準装着
(2013/5/20 18:06)
フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、フルモデルチェンジした新型「ゴルフ」を6月25日に発売する。価格は、249万円~299万円。
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
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TSI トレンドライン | 直列4気筒 DOHC 1.2リッター ターボ | 7速DCT(7速DSG) | 2WD(FF) | 2,490,000円 |
TSI コンフォートライン | 2,690,000円 | |||
TSI ハイライン | 直列4気筒 DOHC 1.4リッター ターボ | 2,990,000円 |
7世代目となる新型ゴルフは、MQB(モジュラートランスバースマトリックス)を採用。MQBは、モデルを超えた大幅な標準化を進めるもので、これにより「よりハイクオリティな技術、素材等がふんだんに盛り込まれたクルマ作りが可能」とし、トゥアレグやCC等の上級モデルにしか採用できなかったACC「アダプティブクルーズコントロール」やプリクラッシュブレーキシステム「FrontAssist Plus」をゴルフに初めて搭載できたとしている。
パワーユニットは、TSI トレンドライン/コンフォートラインに搭載の直列4気筒 DOHC 1.2リッター ターボと、TSI ハイラインに搭載の直列4気筒 DOHC 1.4リッター ターボの2種類。いずれも7速DCTの7速DSGによって前輪を駆動する。
1.2リッターTSIエンジンの最高出力は77kW(105PS)/4500-5500rpm、最大トルクは175Nm(17.8kgm)1400-4000rpm。エンジンをコンパクトにしたほか、SOHCからDOHCへ変更。最高出力値、最大トルク値に変わりないものの、最大トルクの発生回転数が1400rpmからとなった。
また、ハイラインに搭載する1.4リッターTSIエンジンは、従来のターボ+スーパーチャージャーのツインチャージャーからシングルチャージャーに変更。新たに気筒休止システム、ACT(アクティブシリンダーマネジメントシステム)をヘッドに搭載。最高出力103kW(140PS)/4500-6000rpm、最大トルク250Nm(25.5kgm)/1500-3500rpmとなり、最大トルク値が10Nm向上している。
JC08モード燃費は、TSI トレンドライン/コンフォートラインが21.0km/L、TSI ハイラインが19.9km/Lとなり、いずれも、エコカー減税が免税(100%減税)となる。
新型ゴルフでは、9つのエアバッグに加え、プリクラッシュブレーキシステム「FrontAssist Plus」、2次衝突の危険を軽減するマルチコリジョンブレーキシステム、事前にシートベルトのテンションを高め、エアバッグの効果を高めるためにウインドーを閉じるプロアクティブ・オキュパント・プロテクションシステムなどの安全装備を標準搭載した。