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NEXCO東日本、高速道路のSA・PAでEV急速充電の有料サービスを1月30日から順次開始
関越道 嵐山PA(上下)で新規スタート。既存の無料サービスSA・PAは有料化
(2015/1/14 20:14)
- 2015年1月30日から順次スタート
NEXCO東日本(東日本高速道路)は、ジャパンチャージネットワークと整備を進めている高速道路のSA(サービスエリア)・PA(パーキングエリア)における電気自動車(EV)用急速充電設備で、一部の積雪地域などを除いて1月30日からジャパンチャージネットワークの運営管理による充電サービス(有料)を順次開始すると発表した。
経済産業省の「次世代自動車充電インフラ整備促進事業」による補助金を活用して整備を進めてきたこの事業では、1月30日に関越自動車道 嵐山PA(上下)の各1基で有料の急速充電サービスをスタート。このほか、従来は無料でサービスを行ってきた関越道 三芳PA(上下)、上里SA(上下)、谷川岳PA(上下)、越後川口SA(上下)、東関東自動車道 湾岸幕張PA(上下)の10個所各1基では、1月30日から急速充電サービスを有料に切り替える。
ジャパンチャージネットワークの運営管理による充電サービスの内容は、利用時間は24時間で年中無休。料金の支払いはクレジットカードのほか、日本充電サービスの「NCSカード」、日産自動車の「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム」、三菱自動車工業の「三菱自動車 電動車両サポート」が利用できる。なお、ジャパンチャージネットワークが発行する充電カード、ジャパンチャージネットワークが相互乗り入れするEVSSネットワークの充電カードも3月31日まで利用可能となっているが、4月1日からジャパンチャージネットワークが充電カードの運用を終了(充電サービス自体は継続)するため使えなくなる。クレジットカードで支払う場合、料金は最初の5分までは250円(税別)で、以降1分あたり50円(税別)が加算され、1回あたりの最大充電時間は30分までとなる。
このほかのNEXCO東日本管内のSA・PAでも、今年の春から夏にかけてをめどに有料の急速充電サービスを開始する予定となっている。