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ボッシュ、ボーダフォン、ファーウェイ、運転支援システムなどの車両情報を5G通信するC-V2X技術を開発
5Gを活用したテストをドイツの高速道路で実施
2018年1月25日 15:14
- 2018年1月24日(現地時間) 発表
独ボッシュは1月24日(現地時間)、ボッシュ、ボーダフォン、ファーウェイの3社で開発を進めるC-V2X(Cellular-vehicle to everything)技術に関して、5G(第5世代移動体通信)によるテストをドイツ・バイエルン州の高速道路で実施すると発表した。
C-V2X技術は、モバイル通信システムを通じて車車間や周囲と通信する技術。3社が2017年2月からトライアルを進めているC-V2X技術では、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)など運転支援システムの情報を車車間で通信することを実現した。
3社が開発を進めるC-V2X技術では、運転支援システム等の情報を車両間で通信することで、運転支援システムを搭載する車両はその情報をもとにこれまでよりも早いタイミングで自動的に車速を調整するため、割り込み車両にもスムーズに対処しやすくなるという。
また、C-V2X技術のネットワークに接続した車両は、半径300m以内にいるすべての車両の位置や速度に関する情報を通信でき、周囲の車両の運転状況を把握することが可能になるとしている。
同社ではこの新しい移動通信技術に関して、自動運転の道を切り拓くものであると強調するとともに、道路交通の完全ネットワーク化という目標を達成するには、車両同士が相互通信し、データを直接やり取りできるようにすることが重要と説いている。