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伊ランボルギーニ、パリで“未来のスーパースポーツカー”「テルツォ・ミッレニオ」公開
インホイールモーターによる4輪駆動を想定
2018年2月5日 12:46
- 2018年1月31日(現地時間)発表
伊ランボルギーニは、電気で走る未来のスーパースポーツカーのデザインコンセプト「テルツォ・ミッレニオ(第三の千年紀)」を、パリで開催された「第33回国際自動車フェスティバル」(1月31日~2月4日)に出展した。
テルツォ・ミッレニオは、MIT(マサチューセッツ工科大学)の研究所とのコラボレーションにより実現したデザインコンセプトモデル。テルツォ・ミッレニオには、従来のバッテリーではなくスーパーキャパシタの装備を検討するとともに、インホイールモーターによる4輪駆動を想定。電気モーターをホイールに組み込むことによって、車両デザインや空力設計の自由度を高めることができるとその利点について説明する。
同社は「蓄電システム」「革新素材」「推進装置」「先見的なデザイン」「エモーション」という5つの技術的側面から今後展開するスーパースポーツカーの開発に取り組むとしており、「蓄電システム」「革新素材」についてはマサチューセッツ工科大学 化学科のミルセア・ディンカ教授率いるディンカ研究所と、同大学機械工学科のアナスタシオス・ジョン・ハート教授率いるメカノ合成グループの2つの研究所と提携して進められている。