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パナソニックとトレンドマイクロ、自動運転・コネクテッドカーのサイバーセキュリティソリューションの共同開発で合意
2020年以降のサービス実用化を視野に共同開発
2018年2月14日 18:22
- 2018年2月14日 発表
パナソニックとトレンドマイクロは2月14日、自動運転やコネクテッドカーに対するサイバー攻撃を検出して防御するサイバーセキュリティソリューションを共同開発することに合意したと発表。
両社は共同で、アクセルやブレーキなど自動車の走行を制御するECU(Electronic Control Unit)やカーナビなどの車載インフォテインメント機器(IVI:in-vehicle infotainment)、テレマティクス機器に対するインターネット経由のサイバー攻撃を検知・防御するソリューションを開発。2020年以降のサービス実用化を視野に共同開発を進めていく。
共同開発では、ブレーキやハンドルなど自動車の走行を制御するECUへの不正コマンドを検知するため、パナソニックのオートモーティブ侵入検知・防御システムの「CAN侵入検知・防御技術」を、監視ECUなどに実装。
また、インターネット経由の脆弱性を狙う攻撃パケットを検知するため、トレンドマイクロのマルウェア解析技術などのセキュリティインテリジェンス・ノウハウを活用したIoT機器向けセキュリティソリューション「Trend Micro IoT Security」を、カーナビなどの車載インフォテインメント機器(IVI)に実装する。
さらに、これら双方が検知した結果のログを収集して、セキュリティ監視クラウド上の解析プラットフォームに送信して解析。解析情報をもとに不審な通信の検知および防御につなげる。