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横浜 山下町の正規ディーラー「アストンマーティン横浜」、4月13日正式オープン

「“ザ・横浜”の山下町でディーラーを開きたかった」とグラーツ・オートモビール 荒井社長

2019年4月12日 開催

4月13日に「アストンマーティン横浜」が正式オープン

 グラーツ・オートモビールは4月12日、4月13日に正式オープンするアストンマーティン正規ディーラー「アストンマーティン横浜」(神奈川県横浜市中区山下町30番地)を報道陣に公開した。

 アストンマーティン横浜は3月17日から先行して営業を開始していたが、4月13日に正式オープンする。それに先立ち、国内最大級を誇るというショールームでメディアセッションを開催した。

 会場ではアストンマーティン・ジャパン マネージングディレクターの寺嶋正一氏、グラーツ・オートモビール 代表取締役の荒井賢氏とともに、英アストンマーティン 副社長でチーフ・マーケティング オフィサーのサイモン・スプロール氏が挨拶を行なった。

アストンマーティン横浜ショールームでは「DBS」(左)をはじめ、グラーツ・オートモビールの荒井氏がセレクトしたカラーリングをまとった「ヴァンテージ」(右)を展示
全体的に温かみのあるデザインが特徴的なショールーム内ではカラーや素材のサンプル展示に加え、アパレルグッズなどの販売も行なっている
アストンマーティン・ジャパン マネージングディレクターの寺嶋正一氏

 はじめに登壇した寺嶋氏は、アストンマーティン横浜が日本で6番目の正規ディーラーであることを紹介するとともに、「グラーツ・オートモビールと二人三脚となって横浜市場、神奈川市場を発展できるように頑張っていきたいと思います」とコメント。

英アストンマーティン 副社長/チーフ・マーケティング オフィサーのサイモン・スプロール氏

 また、スプロール氏は「どの外国人にとっても横浜は特別な場所で、6店舗目の正規ディーラーのオープニングセレモニーに参加できることを光栄に思います。アストンマーティンは世界で最も有名なヘリテージブランドの1つで、1913年の創業以来、私どもは比類のない美しさを備えたクラフトマンシップとともに性能を兼ねた素晴らしい自動車を生み出すことを目指してきました」と述べたほか、「アストンマーティン車を所有するということは特別なグループの一部になることを示しており、過去106年間でたった9万台の車両しか生産していません。驚くことに、その95%が今でも存在しています。その観点から言うと、9万台の自動車というのは大量生産を行なうどこの自動車メーカーよりも少ないのです」と、同社のモデルの希少性について紹介するとともに、2015年のジュネーブモーターショーで発表した次世代モデルへの切り替えを推し進める「セカンドセンチュリープラン」などについて解説を行なった。

グラーツ・オートモビール株式会社 代表取締役の荒井賢氏

 一方、グラーツ・オートモビールの荒井氏は「横浜という歴史ある街で伝統あるアストンマーティン車を販売できることは私にとって憧れであり、喜びです。山下町30番地というアドレスがどうしても欲しく、みなとみらいではなく“ザ・横浜”の山下町でディーラーを開きたいという気持ちがありました」と、山下町にショールームを開いた理由を紹介。また、荒井氏がヤナセ 芝浦やシュテルン世田谷の営業としてトップセールスマンだったこと、いつか自らの手で正規ディーラーを運営したい気持ちがあったことなどに触れるとともに、「今後も横浜の地でビジネスを拡大できればと思っています」と意気込みを語った。

スプロール氏から荒井氏に記念品が贈呈された