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ホンダ、新型「フィット」を五感で探る「ここちよさ展」。ホンダウエルカムプラザ青山で体感イベント開催

2月13日~3月14日

2020年2月13日~3月14日 開催

 本田技研工業は2月13日~3月14日の期間、2月14日に発売する新型「フィット」を五感で探る体感型イベント「ここちよさ展」を本社青山ビル1階の「ホンダウエルカムプラザ青山」で開催する。

 新型フィットでは「BASIC(ベーシック)」「HOME(ホーム)」「NESS(ネス)」「CROSSTAR(クロスター)」「LUXE(リュクス)」といった5つのタイプが設定されている。

新型フィットに設定された「BASIC(ベーシック)」「HOME(ホーム)」「NESS(ネス)」「CROSSTAR(クロスター)」「LUXE(リュクス)」

 ここちよさ展は、新型フィットの開発で活用した潜在的なニーズを探る調査手法を取り入れた体感型イベントなっており、診断結果から5つのタイプの中からおすすめのモデルが提案される。

2月14日発売の新型フィット

 会場には多種多様な写真・音・香り・素材が用意され、視覚・聴覚・嗅覚・触覚といった五感を活用する各ブースで、音を聴いたり、素材に触れたりしながら、自分にとっての「ここちよいもの」を探して選択する。

視覚ブース「ここちよい写真」。選択肢は「星空とテント」「海辺のハンモック」など25種類。ホンダの「人研究」でも行なった写真選択による感性価値研究。その体感版としてシーンや構図が異なる25枚の写真を掲出。じっくりと見て、ここちよい写真を選択する
聴覚ブース「ここちよい音」。選択肢は「屋久島のせせらぎ」「朝霧高原の朝」など5種類(監修:サウンドヒーリング協会)。ブースの頭上に設置された指向性スピーカーから、日本国内や海外で採集された音が流れる。目を閉じて、耳を澄ませ、ここちよい音を選択する
嗅覚ブース「ここちよい香り」。選択肢は「フルーツとライム」「もみの木とお香」など10種類(監修:生活の木)。円形のテーブルに並べられた10本の瓶。フタを開けると、柑橘・ひのき・ハーブなど、さまざまな香りがふわりと漂う。この中からここちよい香りを選択する
触覚ブース「ここちよい肌触り」。デニム・シリコンゴム・和紙など10種類の多種多様な素材。手で素材に触れ、指先でその感触を確かめ、ここちよい肌触りを選択する

 そして、聴覚、視覚、嗅覚、触覚といった各コンテンツを体感することで、自分が“本当に求めているここちよさ”を知り、最後は味覚として、今の気分にぴったりな「ここちよい味わい」の飲み物が提供されるという流れ。

味覚ブース「ここちよい味わい」各種ジュース、フレーバーティーなど。聴覚・視覚・嗅覚・触覚の選択結果から、今の気分を診断。その気分にぴったりな、ここちよい飲み物が提供される

 会場では受付で体感シートを受け取り、聴覚、視覚、嗅覚、触覚の各ブースを体感して「もっともここちよさを感じたもの」「2番目にここちよさを感じたもの」をそれぞれ選択。選択結果を記入後に体感シートを受付に戻すと、選択結果から体感者にあう新型フィットのタイプを提案してくれるほか、「潜在的に感じている今の気分」を教えてくれる。

記者の診断結果はベーシックグレード
株式会社本田技術研究所 オートモービルセンター 新型フィット CMFデザイナー 落合愛弓氏

 イベント開催前日の2月12日、本田技術研究所 オートモービルセンター 新型フィット CMFデザイナー 落合愛弓氏が登壇するトークショーが開催された。ホンダでは長年、商品・技術を開発するにあたり人の研究を重視して、その中で数字では表せない人間が持つ感性価値を追究してきたことが明かされ、その感性価値の追求でたどり着いたキーワード「ここちよさ」が新型フィットの開発コンセプトになっているという。

 今回のここちよさ展について、落合氏は「感性価値には答えに正解がないので、体感していただいた分だけ答えが違った形で出てくるので、違いを楽しんだり、発見したりといったことを楽しんでいただけたら嬉しい」と話した。