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三菱ふそう、大型観光バスは約5分で室内換気可能。路線バスは乗降時のドア開閉で換気性能確保
新しい生活様式に対応するバスの機能について紹介
2020年5月19日 16:32
- 2020年5月19日 発表
三菱ふそうトラック・バスは5月19日、新型コロナウイルスの影響による新生活様式に対応するためのバスの機能について周知するリリースを発表した。
リリースによれば、多くの観光バスや高速路線バスには車内の換気ができる機能「外気導入固定運転」が用意されているといい、バス室内の「密閉」を防止することから、この外気導入固定運転を推奨するとしている。
同社は通常の大型観光バスの室内換気に関して、車両後方の強制排気(強制的換気)と自然換気を設定しており、「自動運転モード」では、室内循環と外気導入を自動切り換えで快適な室内環境を提供するという。今回推奨している「外気導入固定運転」では、約5分で室内の空気を入れ替えることが可能で、マイクロバスにおいても約6~7分で室内の空気を入れ替えることができるという。
なお、路線バスのエアコンには外気導入モードはないとのこと。ただし、乗降時のドア開閉時換気で室内換気は確保されており、加えてすでに各路線バス事業者で実施中の一部窓開放によってさらなる換気性能アップが見込めるとした。