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ホンダ、新型「ヴェゼル」4WDモデルの雪上走行シーン公開

2021年4月 発表発売予定

 本田技研工業は3月30日、2021年4月発表・発売予定の新型「ヴェゼル」について、開発中の車両を使った雪上での走破性テストの様子を公開した。

 新型ヴェゼルのパワートレーンは、1.5リッターエンジンとCVTを採用するガソリンモデル、2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載したハイブリッドモデルをラインアップ。それぞれ駆動方式に2WD(FF)と4WDが設定されている。

写真は2WD(FF)モデルのe:HEV Z

 新型ヴェゼルの4WDモデルでは機械式4WDシステム「リアルタイムAWD」を採用。特にe:HEVとの組み合わせでは、モータードライブの特徴である素早くリニアなトルク発生と、4輪に常時最適な駆動力配分を行なうリアルタイムAWDの働きにより、さまざまな道路環境で、安定感のある愉しい走りを提供するという。

新型 「VEZEL(ヴェゼル)」 雪上走行映像

 公開された動画の中で、新型ヴェゼルの開発を担当したラージプロジェクトリーダーの岡部氏は、e:HEVの4WDモデルについて「非常にリニアで、応答性も高い駆動力を出すことができ、今回そのパワートレーンに、機械式の進化したリアルタイム4WDを持っていることによって、リニアに力強いトルクを出力を出せるような形になっていて、そこにAHA(アジャイルハンドリングアシスト)とか、TCS(トラクションコントロールシステム)といったところの制御を組み合わせる、そういうところを提供できることがホンダの強み」など、特徴を述べている。