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写真で見る アウディ「Q3」「Q3 スポーツバック」(第2世代)

2020年7月7日 発表

アウディの新型コンパクトSUV「Q3」(左)、「Q3 スポーツバック」(右)とアウディ ジャパン株式会社 代表取締役社長 フィリップ・ノアック氏

 アウディ ジャパンは7月7日、新型コンパクトSUV「Q3」「Q3 スポーツバック」をオンラインで発表し、実車を公開した。

 Q3はアウディの「Qモデル」と呼ばれるSUVラインアップにおけるプレミアムコンパクトカーで、2012年5月に初代モデルが日本発売。今回のフルモデルチェンジで2世代目となる。また、Q3 スポーツバックはQ3が持つSUVならではの走破性と日常ユースにおける高い利便性を受け継ぎつつ、ルーフエンドを前進させて流れるようなクーペフォルムを手に入れ、全高も45mm引き下げてスポーティさを向上させた派生モデルとなっている。

 新しいQ3とQ3 スポーツバックでは、両モデルに150PS/250Nmを発生する直列4気筒DOHC 1.5リッター直噴ガソリンターボと、150PS/340Nmを発生する直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴ディーゼルターボをラインアップ。価格はQ3が438万円~543万円、Q3 スポーツバックが452万円~563万円となる。このほか新型Q3シリーズの概要は、関連記事「アウディ、新型『Q3』『Q3 スポーツバック』オンライン発表会レポート。販売活動のデジタル化導入、予約受注は300台以上に」を参照していただきたい。

Q3 35 TDI quattro S line

Q3 35 TDI quattro S line(543万円)
ボディサイズは4495×1840×1610mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2680mm、車両重量は1700kg。ボディカラーは「パルスオレンジ」
Qモデル共通のデザインアイコンであるオクタゴン(八角形)タイプのシングルフレームグリルを採用。Q3ではグリル内にシルバー加飾の縦フィンを配している
ヘッドライトにデイタイムランニングライトを備えるLEDヘッドライトを採用。ウインカーは特徴的な発光パターンとなっている
リアは“流れるウインカー”となる(10秒)
S line用オプションの20スポーク Vデザイングラファイトグレーアルミホイールを装着。タイヤサイズは235/50R19。展示車ではブリヂストンのSUV専用タイヤ「ALENZA 001」を採用している
Q3 35 TDI quattro S lineのインテリア。フロントシートにはサポート性の高いスポーツシートを採用。シート表皮はスプリントクロス/アーティフィシャルレザー

Q3 スポーツバック 35 TDI quattro S line

Q3 スポーツバック 35 TDI quattro S line(563万円)とノアック社長
ボディカラーは「ターボブルー」。ドアパネル下側にQ3と比較してはっきりとしたキャラクターラインが刻まれている。ボディサイズは4520×1855×1565mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2680mm、車両重量は1710kg
Q3 スポーツバックのシングルフレームグリル内は光輝ブラック塗装のハニカムグリルとなる
Q3 スポーツバックでは20スポーク Vデザイングラファイトグレーアルミホイール&235/50R19タイヤが標準装備となる
フロントウィンドウの単眼カメラやフロントグリル内のレーダーセンサー、前後バンパーに内蔵されたセンサーなどによって先進的なセーフティ機能、ドライバーアシスタンスシステムを機能させる
「DFG」型の直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴ディーゼルターボエンジンは、最高出力110kW(150PS)/3500-4000rpm、最大トルク340Nm(34.7kgfm)/1750-3000rpmを発生
燃料タンク容量は63L。排出ガスの後処理に利用するAdBlueの補充口が並んでレイアウトされる
Q3 スポーツバックのラゲッジスペース。トノボードをフロア下に収納可能
ラゲッジスペース容量はQ3、Q3 スポーツバック共に530L。リアシートを前倒しした時の最大容量はQ3が1525L、Q3 スポーツバック(写真)が1400L
リアシートは3分割可倒式で前後スライドも可能
Q3 スポーツバック 35 TDI quattro S lineのインパネ。パドルシフトを備えるフラットボトムのレザーステアリングはS lineモデルに標準装備。ほかの一部グレードにオプション設定される。センターコンソールにフロントグリルを連想させる“オクタゴンモチーフ”を採用。高解像度10.1インチタッチパネルを採用するMMIナビゲーションは「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応
10.25インチ高解像度液晶ディスプレイに多彩な情報を表示する「Audi バーチャルコックピット」を標準装備
スカッフプレートや助手席前方の「quattro」ロゴなどの発光色を変化させて車内のムードを自分好みに調節できるアンビエントライティングも備える
トランスミッションは全車7速Sトロニックを採用。駆動方式は1.5リッターガソリンモデルが2WD(FF)、2.0リッターディーゼルモデルが4WDとなる