東京オートサロン2013

ダンロップ、3Dプロジェクションマッピングでフラグシップタイヤを訴求

プレミアムコンフォート「VEURO VE 303」とスポーツラジアル「DIREZZA ZII」

ダンロップブース
2013年1月11日~13日開催

 ダンロップ(住友ゴム工業)は、「東京オートサロン 2013 with NAPAC」において、3Dプロジェクションマッピングで、プレミアムコンフォートタイヤ「VEURO VE 303(ビューロ ブイイー サンマルサン)」とスポーツラジアルタイヤ「DIREZZA ZII(ディレッツァ ズィーツー)」の2ジャンルのフラグシップタイヤを訴求する。

 3Dプロジェクションマッピングは、3Dの立体物にプロジェクターで映像を投影するもので、投影映像は立体物の歪みをあらかじめ計算したCGによって作られ、平面投影とは異なる体験を得られるものだ。新型「フォレスター」の発表会や、東京駅丸の内駅舎への投影などでも用いられた、新しいプレゼンテーションの方式となる。

住友ゴム工業 ダンロップタイヤ営業本部長 山本悟氏

 ダンロップブースは、この3Dプロジェクションマッピングを見ることが可能なブースを設置。ビューロ VE303と、ディレッツァZ IIのイメージ映像を、約15分間隔ほどで投影している。

3Dプロジェクションマッピングの初回投影時には、住友ゴム工業 ダンロップタイヤ営業本部長 山本悟氏が、コンフォートとスポーツ、2つのフラグシップタイヤに関する説明を行った。

低燃費タイヤでは、2大量販店において、3年連続No.1の販売本数を獲得したと言う
2012-2013年シーズンに投入したスタッドレスタイヤ「WINTER MAXX(ウインターマックス)」の販売も好調とのこと
ダンロップブースでは、2つのタイヤを訴求
1月10日に発表されたばかりのビューロ VE303。コンフォート系タイヤの頂点に立つ製品となる
ラグ溝容積を減らすことでパターンノイズを低減
ハイブリッドバンドなどで剛性を高めることで、ロードノイズを低減
特殊吸音スポンジでタイヤ内部の共鳴音を低減
前モデルのVE202と比較して、パターンノイズを11%、ロードノイズを19%低減
操縦安定性も追求しており、新トレッドパターンを採用するなどしている
全サイズ低燃費タイヤとなり、転がり抵抗性能は「A」、ウェットグリップ性能は「b」
低燃費タイヤのラインアップ。幅広いラインアップを実現している
ビューロ VE303
非対称のトレッドパターン。左がアウト側
内部には特殊吸音スポンジが収まる
特殊吸音スポンジの形状を確認可能
触って硬さを確かめることもできる
ダンロップ史上最速のディレッツァ ZII。昨年のオートサロンで登場が予告され、昨年の3月から発売された
先代モデルに比較して、ランド比を上げるなどドライグリップにこだわった
ラップタイム短縮を狙って作られた
ディレッツァ ZII
トレッドパターン

 展示製品も、この2製品が主となっており、ビューロ VE303では内部構造展示も行われている。

3Dプロジェクションマッピング

 3Dプロジェクションマッピングの写真を以下に掲載する。写真で見るより、実際の3D投影を見るほうが格段に楽しいので、ぜひ会場で体感していただきたい。

6台の投影機を使用している
投影スクリーンには、クルマの形の立体物を用意
投影するとこのような光景に
ビューロ VE303を装着
もう1台のクルマには、ディレッツァ ZIIを装着
空に飛び上がるような演出

編集部:谷川 潔

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