オート上海2017
【オート上海2017】日産、「キックス」「ナバラ」「Vmotion 2.0」を中国初公開
“Vモーション”をさらに強調した「エクストレイル」マイチェンモデルも展示
2017年4月19日 13:34
- 2017年4月19日(現地時間)発表
日産自動車は4月19日(現地時間)、「The 17th Shanghai International Automobile Industry Exhibition」(オート上海2017。プレスデー:4月19日~20日、一般公開日:4月21日~28日)に中国初公開となる「キックス」「ナバラ」「Vmotion 2.0」の3モデルを出展した。
2016年にブラジル市場に初導入され、その後に南米各国で順次発売されたコンパクトSUVのキックスは、「フレッシュで若々しいデザイン」「広々として快適なインテリア」を特徴とするモデル。モダンでデザイン性の高いキックスは、中国で1990年以降に生まれた若い世代をターゲットとして中国市場に初導入される。
日産の中国合弁会社である鄭州日産汽車有限公司(ZNA)で中国市場向けの生産を予定するナバラは、日産初というSUVテイストのピックアップトラック。日産ブランドのシンボルとなっているVモーショングリルや“未来的なヘッドライト”を備えるほか、中国では初となる7速ATを搭載。広々とした室内空間も実現しており、快適なドライビングが楽しめる1台となっている。
Vmotion 2.0は1月のデトロイトショーで世界初公開された「日産のセダンデザイン」と「ニッサン インテリジェント モビリティ」の将来の方向性を示唆するというコンセプトカー。デトロイトショー内で併催された「EyesOn Design Awards」の「Best Concept Vehicle」に選ばれたスタイリッシュでエモーショナルなデザインに加え、搭載するプロパイロット技術によってドライバーや乗員に最高の快適性を提供し、将来的には高速道路や渋滞時、市街地での自動運転を可能することを想定したモデルとなっている。
このほかに日産のブースでは、中国市場で4月6日に発売し、今後約150カ国で販売する予定となっているマイナーチェンジ版の新型「エクストレイル」を展示している。
新しいエクストレイルではエクステリアを一新し、フロントノーズのVモーショングリルをさらに強調するデザインを採用しているほか、インテリアで新しいDシェイプのステアリングを採用している。