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三菱電機、次世代の運転支援技術を紹介する「EMIRAI3 xDAS」を東京モーターショー2015で公開

ドライバーの運転状況を把握する「ドライバーセンシング技術」や最新HMIなどをアピール

2015年10月8日発表

コンセプトカー「EMIRAI3 xDAS」

 三菱電機は10月8日、次世代の運転支援技術を搭載するコンセプトカー「EMIRAI3 xDAS(イーミライスリーエックスダス)」を開発。10月29日~11月8日(プレスデー:10月28日~29日、プレビューデー:10月29日、一般公開日:10月30日~11月8日)の期間に東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で開催される「第44回東京モーターショー2015」に出展すると発表した。

技術解説のメインとなるインテリア

 同社が手がける多彩な運転支援技術について紹介するEMIRAI3 xDASでは、メーターパネルやセンターコンソールに複数の液晶パネルを貼り合わせて構成する新開発の「マルチボンディングディスプレイ」を搭載。インテリアと調和するデザイン性に加え、高い視認性や操作性を実現する。

 HMI(ヒューマンマシンインターフェース)技術では、重ね書きも可能な手書き入力によって操作中の視線移動を抑え、安全運転に寄与する「視線移動低減HMI」、裸眼立体視技術によって10m以上離れた位置に立体的な表示が可能な「3D-HUD(スリーディーヘッドアップディスプレイ)」、ウェアラブルデバイスを振動させてドアの開閉やHMI表示といった車両からの通知を知らせる機能などにより、ドライバーが快適で安全に運転できるようになる。

複数の液晶パネルで構成される「マルチボンディングディスプレイ」
センターコンソールのディスプレイをタッチ操作した内容がヘッドアップディスプレイに表示される「視線移動低減HMI」

 また、車内に向けて設置したカメラや非接触の心拍検出装置などを使ってドライバーの運転状況を把握するドライバーセンシング技術により、見とおしのわるい交差点でドライバーがのぞき込む動きなどを検出。安全運転支援や先読み支援などを実施する。クラウド連携を活用するテレマティクス技術では、運転中に「ヒヤリハット地点」に近づいたときに注意喚起したり、ユーザーがヒヤリハット地点情報をアップロードして共有することも可能。さらにクラウドに蓄積したドライバーの行動パターンなどのデータから疲労を検出して、個人に合わせたお勧めの休憩場所を先読み提案することもできる。

 このほかに灯火制御技術では、HIDコントロールユニット、LEDコントロールユニットの開発で蓄積した路面ライティング技術を使い、ほかの車両や歩行者に運転意図を通知して事故防止に貢献するという。

車内をチェックするカメラでドライバーのアクションを把握し、必要な情報を先読み提供するドライバーセンシング技術
非接触での心拍検出でドライバーの疲労や居眠りなどの体調変化を検出する

(編集部:佐久間 秀)