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トヨタ、新型「プリウス」は1カ月の事前受注で約6万台を受注

現在、注文から約3~4カ月待ち。上級グレードでは4~5カ月待ちも

2015年12月9日発表

新型プリウス

 トヨタ自動車は12月9日、新型「プリウス」を発売した。同日開催された発表会では、事前受注で11月9日から12月6日の約1カ月で6万台の注文があったことを明かした。今から注文した場合の納期は、グレードにより約3~4カ月待ち。注文の集中する上級グレードでは約4~5カ月待ちという。

 今回で4代目となる新型プリウスは、車両重量が最軽量(1310kg)となるEグレードでJC08モード燃費40.8km/Lを達成。そのほかのグレードでは2WD(FF)車で37.2km/L、4WD車(E-Four)で34.0km/Lとした。価格は242万9018円~339万4145円。そのほか、新型「プリウス」のグレード体系や、装備品などについては下記の関連記事を参照していただきたい。

トヨタ、JC08モード燃費40.8km/Lを達成した新型「プリウス」

http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20151209_734367.html

トヨタ自動車 取締役副社長 加藤光久氏

 新型プリウス発表会に出席したトヨタ自動車 取締役副社長 加藤光久氏は、月販目標台数の1万2000台について「(目標台数は)頑張ってやるぞという表れ。今回も最初の受注で5万~6万となっており、生産の方も一生懸命取り組んで、早くお待ち頂く状況を解消したい」と語り、「安定期にはそれぐらい台数で推移してくれるとありがたい」と述べた。

(編集部:椿山和雄)