東京オートサロン 2019
【東京オートサロン 2019】「N-VAN」を車中泊仕様にした「TRIP VAN」など5台のカスタムカーを展示するホンダアクセス
2019年1月11日 19:46
- 2019年1月11日~13日 開催
1月11日に幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)で開幕した「東京オートサロン 2019」。北ホール9にあるホンダアクセスのブースは「楽しみ上手な家族の家」がコンセプト。ホンダアクセスの従業員活動「N Lab.(エヌラボ)」の社内公募から誕生したコンセプトモデル「Well Concept(ウェル コンセプト)」など5台を展示している。
Well Concept(ウェル コンセプト)
ウェル コンセプトは本田技研工業の「ステップワゴン」をベースに、内外装を大きくカスタマイズしたコンセプトカー。曲線を基調にした外観デザインに加え、インテリアでは背もたれのない助手席シートやジュニアシートを内蔵したセカンドシート、キャンバストップを備えたルーフなどで大きくイメージを変化させていることから、車両解説員に「このクルマのベースは何ですか?」と質問する人が頻繁に見られた1台となっていた。
TRIP VAN(トリップバン)
ホンダの軽商用車「N-VAN」をカスタマイズした「トリップバン」は、車両の下側やリアハッチに「LINE-X」と呼ばれる特殊な塗装を採用。柔軟性と強度を合わせ持つこの塗装を施すことでちょっとしたラフロードなら気にせず走れるようになっており、凹凸のある表面処理で外観の個性を強調。また、リアハッチに取り付けたラダー(はしご)の滑り止めにもなっている。
インテリアではステアリングや加飾パネルなどがウッド製となり、シートを格納した助手席側に寝袋を置いて就寝スペースとしたほか、N-VANのゆとりある車内高を活用するさまざまな収納アイデアがちりばめられている。
Modulo Neo Classic Racer(モデューロ ネオクラシック レーサー)
ホンダ「S660」にクラシカルなスタイリングを与えるホンダアクセスのカスタマイズキットとして2018年8月に発売された「S660 Neo Classic」を利用しつつ、大きく方向性を変えたスポーティデザインを持つ「モデューロ ネオクラシック レーサー」。ブリスターフェンダーの採用によってワイドトレッド化され、ルーフを収納可能なロールトップからハードトップに換装。マフラーエンドをブレーキランプのある高い位置に移設し、助手席を取り外して1人乗り仕様にするするなど大がかりな変更が実施されている。
CIVIC VERSATILIST(シビック バーサタイリスト)
「シビック バーサタイリスト」ではスポーティな走りが魅力のホンダ「シビック ハッチバック」をベースに使いつつ、樹脂製のフェンダーアーチやバンパーモール、バンパー埋め込み式の大型フォグランプといった「SUVの記号性」を与えることで、都会からアウトドアまでさまざまなライフスタイルにマッチする「個性的なネクストアクティブビークル」としている。