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国交省、「燃費データ書き換え」発言についてスバルに早期報告を指示

不適切な完成検査の調査報告でスバルへ指示

2017年12月22日 発表

スバルに対する指示を示した通知書

 国土交通省は12月22日、スバルによる不適切な完成検査に関する調査結果と再発防止策の報告を受けて、報告に記載された再発防止策の実施を徹底することに加えて、完成検査工程における燃費データ書き換えの社員の発言について、その事実関係の詳細を調査して早期に報告するよう、スバルに対して指示を出した。

 これは、スバルが12月19日に行なった不適切な完成検査の報告書の提出を受けたもので、12月22日に同省自動車局長から以下、3つの指示が出された。

・報告に記載された再発防止策の実施を徹底すること

・当面の間、本報告に記載された再発防止策の実施状況について、四半期毎に報告すること

・完成検査工程における燃費データ書き換えの社員の発言について、その事実関係の詳細を調査し、早期に報告すること

 さらに、再発防止策の実施状況を踏まえるとともに、立入検査の結果や今般の報告内容を精査した上で、必要に応じて追加措置がありうることを通知した。

12月19日の記者会見