ニュース

【SUPER GT 公式テスト】横浜ゴムのフィン付きタイヤを確認できるパドックエリア

2018年3月17日~18日 開催

岡山国際サーキット

サイドにフィンの付いた横浜ゴム

 岡山国際サーキット(岡山県美作市)の「岡山国際サーキットファン感謝デー」で行なわれているSUPER GTの2018年公式テスト。会場内はパドックエリアに入れる「パドックフリー」となっているのがこの会場の見どころ。入場料金は当日券2200円、駐車料金が当日1500円。

 パドックエリアでは、各チームのピット前にレース用タイヤが準備されていて、ブリヂストン、横浜ゴム、ダンロップ、ミシュランタイヤといったSUPER GTをサポートする各メーカーのレース用タイヤを近くで見ることができる。

ブリヂストンタイヤ
ダンロップタイヤ
ミシュランタイヤ

 特徴的なのはタイヤサイドにフィンの付いた横浜ゴムのタイヤ。東京モーターショー2017に出展されていたタイヤで、タイヤサイドのデザインに突起物のあるサイドフィンデザインによりクルマの空気抵抗低減に加えて、車両のリフト(浮き上がり)抑制に貢献するエアロダイナミクスタイヤという。

 パドックで確認できたのは24号車「フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R」のKONDO RACING、19号車「WedsSport ADVAN LC500」のLEXUS TEAM WedsSport BANDOH、16号車「MOTUL MUGEN NSX-GT」のTEAM MUGENと、横浜ゴムがサポートするGT500クラスの3チームがフィン付きのタイヤを採用している。

24号車「フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R」のKONDO RACING
19号車「WedsSport ADVAN LC500」のLEXUS TEAM WedsSport BANDOH
16号車「MOTUL MUGEN NSX-GT」のTEAM MUGEN

 このようなタイヤの違いがレースの展開にどのような影響を与えるのか、タイヤメーカーの違いによるレースの傾向を見てみるのもレースの楽しみ方の1つと言えよう。

 このほかにもパドックエリアでは、各タイヤメーカーによるレース用タイヤの交換サービスなどを見学できるのも楽しみの1つと言える。

横浜ゴムのタイヤ交換サービス
ミシュランタイヤのタイヤ交換サービス