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ハーレーダビッドソン、航続距離最大235kmのEVバイク「LiveWire」米国仕様公開
0-100km/h加速は3.0秒
2019年7月23日 16:13
- 2019年今夏 米国発売
米ハーレーダビッドソンは、今夏中に全米販売を開始する同社初の電動モーターサイクル「LiveWire」の米国仕様を公開した。価格は2万9799ドル~。
2019年中に米国、カナダに加え、同社が営業活動を展開している欧州諸国の大部分で発売。2020年~2021年にかけて順次世界各国で発売予定。日本市場への導入時期、価格を含めた仕様の詳細は未定。
LiveWireでは最大235kmの走行が可能。街乗りに最適化され、市街地走行における走行可能距離は235km。MIC CityとMIC 統合テストを活用したストップ&ゴー走行と高速道路での走行を合わせた測定結果での走行可能距離は152km。WMTC(ワールドモーターサイクルテストサイクル)測定での走行可能距離は158kmとなる。
加速性能では、0-100km/h加速3.0秒、100km/h-129km/h加速1.9秒を可能にする。また、DCFC(急速充電)テクノロジーにより、0%~80%の充電は40分で可能、0%~100%の充電は60分で完了する。
LiveWireに採用された電動パワートレーン「H-D Revelation」は、振動、熱、騒音を最小限に抑える一方で、LiveWireを始動するとモーターから微かなトルクのパルスをライダーに伝え、走り出せる状態になったことを感じ取れるようにした。
このパルスは走り始めると止まり、バイクが停止すると再び伝わり始める。さらに、加速時に新たなハーレーダビッドソンの特徴となるメカニカルサウンドを発するように設計されており、電動パワートレーンならではの滑らかさ感じさせる新しい音色に仕上げたという。
なお、カラーリングは「イエローヒューズ」「オレンジヒューズ」「ビビッドブラック」の3タイプが用意される。