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DTMチャンピオンのレネ・ラスト選手が日の丸カラーの「Audi Sport RS 5 DTM」でSUPER GT&DTM 特別交流戦に参戦

デュバル選手やトレルイエ選手など4台の「Audi RS 5 DTM」が参戦

2019年11月23日~24日 開催

2019年DTMチャンピオンのレネ・ラスト選手が、日本で開催されるレースを記念して日本国旗を模したカラーリングを施した「Audi Sport RS 5 DTM」で参戦

 独アウディ モータースポーツは11月19日(現地時間)、11月23日~24日に富士スピードウェイで開催されるDTM(ドイツツーリングカー選手権)とSUPER GTの特別交流戦「AUTOBACS 45th Anniversary presents SUPER GT x DTM 特別交流戦」に、4台の「Audi RS 5 DTM」で参戦すると発表した。

 アウディからは、2013年DTMチャンピオンのマイク・ロッケンフェラー選手がブラックカラーの「Akrapovič Audi RS 5 DTM」、2019年DTMチャンピオンのレネ・ラスト選手が日本で開催されるレースを記念して日本の国旗を模したカラーリングを施した「Audi Sport RS 5 DTM」で参戦。

2013年DTMチャンピオンのマイク・ロッケンフェラー選手の参戦マシンはブラックカラーの「Akrapovič Audi RS 5 DTM」
2019年DTMチャンピオンのレネ・ラスト選手は日本で開催されるレースを記念して日本国旗を模したカラーリングを施した「Audi Sport RS 5 DTM」で参戦

 また、SUPER GTに参戦経験のあるロイック・デュバル選手がレッドの「BMC Airfilter Audi RS 5 DTM」、ブノワ・トレルイエ選手がホワイトの「Audi Japan RS 5 DTM」でそれぞれ参戦する。

ロイック・デュバル選手の参戦マシンはレッドの「BMC Airfilter Audi RS 5 DTM」
ブノワ・トレルイエ選手の参戦マシンはホワイトの「Audi Japan RS 5 DTM」

 特別交流戦のレーススケジュールは、11月22日にフリー走行、11月23日に予選1回/決勝1回、11月24日に予選1回/決勝1回となる。

 レースフォーマットは決勝レースが55分+1周。決勝スタート方式はローリングスタートで、ポールポジションは最前列インサイド。使用タイヤはハンコックタイヤで、2日間で使用できるドライタイヤセット数は5セット。そのほか、4輪のタイヤ交換を伴うピットストップが義務付けられ、レース中の燃料補給はなしとなっている。

富士スピードウェイ

 DTMとSUPER GTの主催者は、この数年間でツーリングカーレースの「チャンピオンズリーグ」を可能にするため、テクニカルレギュレーションの統一に向けて取り組んできた。この努力により、610HPを超える4気筒ターボエンジンを搭載した「クラス1」と呼ばれるカテゴリーのレースカーが誕生。DTMではすでに2019年シーズンから導入され、SUPER GTでも2020年からクラス1レギュレーションが導入される。

 現時点ではDTMとSUPER GTの一部のレギュレーションは異なるものの、今週末に富士で開催されるレースでは、4台のAudi RS 5 DTMと3台の「BMW M4 DTM」が、ホンダ、レクサス、日産のSUPER GTマシンと戦うことになる。

 アウディ モータースポーツ代表のディーター・ガス氏は「レギュレーションの違いがあったとしても、バランスの取れた戦いになると考えています。私たちは、このようなレースを実現するために、長年取り組んできました。そして、ついにそのときがやってきたのです。今回のレースでは、チームごとに1台のマシンが参加できたことを嬉しく思います。富士スピードウェイは、特別なサーキットです。非常に長いストレートとテクニカルなコーナーの組み合わせによる、魅力的なコースレイアウトを特徴としています。このコースで、完璧なセットアップを見つけることは非常に困難です。長いホームストレートでは、日本のレースカーに明確なアドバンテージがあるでしょう」とコメントしている。