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2019 DTM 第8戦 ニュルブルクリンクレポート。アウディのレネ・ラストがシリーズチャンピオン獲得

レース2の優勝はアウディのジェイミー・グリーン

2019年9月14日~15日(現地時間) 開催

シリーズチャンピオンになったレネ・ラスト

 9月14日~15日(現地時間)、ドイツのニュルブルクリンク(3629m)でDTM第8戦のレース1とレース2がそれぞれ18台と17台、周回数41周で行なわれ、ポイントリーダーのアウディのレネ・ラストがレース1で優勝、レース2で3位に入り、最終戦を前にシリーズチャンピオンを決めた。

 レース1の優勝はレネ・ラスト、2位BMWのブルーノ・スペングラー、3位BMWのマルコ・ウィットマン。レース2の優勝は、アウディのジェイミー・グリーン、2位アウディのロビン・フラインス、3位レネ・ラストでアウディ勢が表彰台を独占した。10月はじめにホッケンハイムで行なわれるDTM最終戦にSUPER GTマシンが参戦する。

金曜日の午後に行なわれたルーキーの会見。左からピエトロ・フィッツパルディ、ジョナサン・アバディン、シェルドン・ファンデルリンデ、ジェイク・デニス

レース1

左からレース1の予選2番手のブルーノ・スペングラー、ポールポジションのレネ・ラスト、3番手のニコ・ミューラー
ポールポジションを獲得したレネ・ラスト

 アウディのレネ・ラストが234ポイントでトップ、2位アウディのニコ・ミューラー214ポイント、3位BMWのマルコ・ウィットマン167ポイント、4位BMWのフィリップ・エング140ポイント、5位アウディのマイク・ロッケンフェラー138ポイントで迎えた第8戦のレース1。

スタート、先頭はレネ・ラスト(No.33)
スタート、ニコ・ミューラー(No.51)、ブルーノ・スペングラー(No.7)と続く
No.11は3位になったマルコ・ウィットマン
レネ・ラスト、ニコ・ミューラー
3位を走行するマイク・ロッケンフェラー(No.99)
4位を走行するブルーノ・スペングラーと5位を走行するジョナサン・アバディン(No.27)
2周目、トップのレネ・ラストと2位のニコ・ミューラー
中盤の攻防

 アウディのレネ・ラストがポールポジションからスタートしレースをリードする。中盤に順位が変動する7周を除くほとんどの周でトップを走行し、2位以下に大差をつけて独走態勢で今季6勝目を挙げ、シリーズチャンピオン獲得に王手をかけた。

 20ポイント差でレネ・ラストを追うニコ・ミューラーは、3番グリッドスタートからスタートで2位に浮上してレネ・ラストを追うが、ジャンピングスタートのピットスルーペナルティを課せられ3周目にピットへ。

大きく順位を落としてしまったニコ・ミューラー
ニコ・ミューラーの後退で2位を走行するマイク・ロッケンフェラー
ジョナサン・アバディンとジェイミー・グリーン(No.53)
インから2台を抜くロビン・フラインス(No.4)
後続に差をつけ優勝したレネ・ラスト
4位のジョナサン・アバディン
フィリップ・エング(No.25)の前に出るロビン・フラインス
テクニカルトラブルで26周目にリタイアしたマイク・ロッケンフェラー

 ニコ・ミューラーは1番早く6周目に規定のピットインを済ませるが、タイヤがもたず30周目にもピットインを余儀なくされ、計3回のピットインとなってしまい、完走15台中15位でレースを終えた。2位を走行していたアウディのマイク・ロッケンフェラーは、テクニカルトラブルで26周目にリタイア。10番グリットからスタートしたアウディのロビン・フラインスは、他車との激しいバトルを繰り広げポジションを上げるも、23周目のタイヤ交換の際に規定以外のタイヤ(マーキングされてないもの)を装着していたため、レース後の車検でタイム抹消という結果になってしまった。

ポールポジションから優勝したレネ・ラスト
2位、3位を喜ぶBMW勢
レース1の表彰式
表彰式のようす
優勝したレネ・ラストと優勝トロフィー

レース2(ポール・ディレスタ=R-Motorsport 1は走行せず17台)

左から、レース2の予選で2番手のレネ・ラスト、ポールポジションを獲得したジェイミー・グリーン、3番手のマイク・ロッケンフェラー
ポールポジションを獲得したジェイミー・グリーン

 ポールポジションはジェイミー・グリーン(予選セッション残り30秒でレネ・ラストを上まわった)。2番グリッドはレネ・ラスト、3番グリッドはマイク・ロッケンフェラーで、上位6番グリッドまでアウディ勢。

スタートでジェイミー・グリーン(No.53)の前に出るレネ・ラスト(No.33)
2周目の1コーナー立ち上がりでスピンするティモ・グロック(No.16)
2周目の1コーナー立ち上がを12位で通過するニコ・ミューラー
11位を走行するブルーノ・スペングラー

 スタート直後の1コーナーでレネ・ラストがジェイミー・グリーンの前に出るが、12周目にはジェイミー・グリーンがレネ・ラストの前を走行。27周目にジェイミー・グリーンがトップに立ちポールトゥウィン。

トップを走るレネ・ラストに迫るジェイミー・グリーン
3位を走行するジェイミー・グリーンを追う4位のレネ・ラスト
3位を走行するロビン・フラインスと4位を走行するロイック・デュバル(No.28)
トップを走行するジェイミー・グリーン、2位のレネ・ラスト、3位のロビン・フラインス
トップを走行するジェイミー・グリーン、3位のロビン・フラインスが2位のレネ・ラストに迫る
ブレーキロックで白煙をあげるニコ・ミューラー
シケインでレネ・ラストを抜き2位に浮上するロビン・フラインス
終盤、5位を走行するニコ・ミューラーの後ろに迫るマイク・ロッケンフェラーとジョナサン・アバディン
マイク・ロッケンフェラーとジョナサン・アバディンの6位争い
トップを走行するジェイミー・グリーン、2位のロビン・フラインス、3位のレネ・ラスト
残り3周でジョナサン・アバディンにパスされ6位でレースを終えたニコ・ミューラー
優勝したジェイミー・グリーン(手前)と3位でシリーズチャンピオンを決めたレネ・ラスト
シリーズチャンピオンを決めたレネ・ラストを祝福するニコ・ミューラー
シリーズチャンピオンを決めたレネ・ラストを祝福するジェイミー・グリーン
優勝したジェイミー・グリーン(中央)、2位のロビン・フラインス(左)、3位のレネ・ラスト

 27周目に2位を走行していたレネ・ラストだったが、じわじわ詰めていたロビン・フラインスが34周目のシケインでレネ・ラストを抜いて2位に。レネ・ラストは3位でレースを終えるがシリーズチャンピオンが決定した。

2019年のシリーズチャンピオンになったレネ・ラスト

 焦りからかレース1の決勝後から波に乗れない感のニコ・ミューラーは、14番グリッドからスタートして5位までポジションを上げたが、39周目のシケインで後続のジョナサン・アバディン(アウディ)に抜かれ6位。アウディ勢が表彰台を独占と上位7位までを占めた。完走は16台。

レース2で優勝したジェイミー・グリーン(中央)、2位のロビン・フラインス(左)、3位のレネ・ラスト
レース2で優勝したジェイミー・グリーン
シリーズチャンピオンになったレネ・ラスト(中央)、優勝したジェイミー・グリーン(左)、2位のロビン・フラインス(右)
表彰台下で喜ぶアウディのクルー
レース2のパルクフェルメ