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マツダ、「CX-30」「MX-30」がレッド・ドット賞を受賞

2019年の「MAZDA3」に続き新世代商品の全3車種がレッド・ドット賞

2020年4月1日 発表

「2020年レッド・ドット賞:プロダクトデザイン賞」を受賞した「CX-30」

 マツダは4月1日、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが主催する国際的デザイン賞「2020年レッド・ドット賞:プロダクトデザイン賞」を、「CX-30」「MX-30」の2モデルが受賞したと発表した。

 マツダは2010年から「魂動(こどう)-SOUL of MOTION」のデザイン哲学を採用し、生命感あふれるダイナミックなデザインのクルマを市場投入してきた。その価値を継続させ、常に深化させることが重要だとの考えから、2019年5月に発売した「MAZDA3」を新世代商品として位置付け、日本の美意識を礎とした「新たなエレガンス」の表現を追求している。

 CX-30は2019年10月に発売されたマツダのクロスオーバーSUV。“世界で最も美しいクロスオーバーSUV”を目指して開発が行なわれ、流麗で伸びやかな美しさと、SUVらしい大胆な力強さという2つの表情を併せ持つデザインを採用。ボディ曲面に周囲の光と陰を映し込みながら美しく変化する「移ろい」の表現により、新しい生命感を表わしている。

2020年レッド・ドット賞:プロダクトデザイン賞を受賞した「MX-30」

 MX-30は2019年10月に開催された「第46回 東京モーターショー 2019」の会場で世界初公開されたマツダ初の量産EV(電気自動車)。魂動デザインを継承しながらさらに芸術性を高め、表現に拡がりを持たせることに挑戦。人の手が生み出す美しい造形とこだわりのつくり込みを基礎としながら、将来に向けた価値観の変化や、新しいライフスタイルに寄り添うことを目指した「Human Modern(ヒューマン モダン)」をコンセプトにデザインが行なわれている。

 なお、今回の受賞は2019年にMAZDA3がレッド・ドット賞の最高位となる「ベスト・オブ・ザ・ベスト」に輝いたことに続くもので、MAZDA3からスタートした新世代商品の全3車種がレッド・ドット賞を受賞したことになる。

 このほか、マツダにおけるレッド・ドット賞の受賞歴は以下のとおり。

2013年 MAZDA6(レッド・ドット賞)
2014年 MAZDA3 ハッチバック(レッド・ドット賞)
2015年 MX-5(ベスト・オブ・ザ・ベスト賞)、CX-3(レッド・ドット賞)、MAZDA2(オーナラブル・メンション賞)
2017年 MX-5 RF(ベスト・オブ・ザ・ベスト賞)
2019年 MAZDA3(ベスト・オブ・ザ・ベスト賞)