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トヨタ、「スープラ」最高出力を387PSに強化。ボディ剛性を高めサスペンションを再チューニング

限定100台の「RZ“Horizon blue edition”」も用意

2020年4月28日 発表(発売は10月ごろを予定)

スープラ:499万5000円~731万3000円

スープラ RZ“Horizon blue edition”:741万3000円

一部改良を行なった新しい「スープラ」を10月ごろ発売

 トヨタ自動車は4月28日、スポーツクーペ「スープラ」の一部改良を行なって10月ごろに発売すると発表した。価格は499万5000円~731万3000円。

 同時にスープラのRZに「マットストームグレーメタリック」(35万2000円高)を27台限定で設定。4月28日~5月24日の約1か月間にWeb限定で商談申し込みを受け付け、抽選のうえ10月ごろから販売を予定している。

 さらに限定100台の特別仕様車「RZ“Horizon blue edition”」も販売する。こちらは成約順の販売となり、価格は741万3000円。

モデルエンジン変速機駆動方式価格
SZ直列4気筒 2.0リッター直噴ターボ(197PS/320Nm)8速AT2WD(FR)4,995,000円
SZ-R直列4気筒 2.0リッター直噴ターボ(258PS/400Nm)6,013,000円
RZ直列6気筒 3.0リッター直噴ターボ(387PS/500Nm)7,313,000円
限定100台の特別仕様車「RZ“Horizon blue edition”」

 今回の一部改良では、RZに搭載する直列6気筒 3.0リッター直噴ツインスクロールターボ「B58」型の最高出力を、従来型比14%アップとなる285kW(387PS)/5800rpmに向上させた。

 合わせて、ボディのフロント部分にブレースを追加してボディ剛性を強化するとともに、サスペンションを再チューニングしてコーナリング中の安定性を高めている。

RZ“Horizon blue edition”のインテリア

 特別仕様車のRZ“Horizon blue edition”は、RZをベースとしつつボディカラーに新規採用色の「ホライズンブルー」を特別設定。マットブラック塗装の19インチ鍛造アルミホイールを特別装備する。

 インテリアではアルカンターラとブラックの本革を組み合わせたシート表皮を採用。シート表皮をはじめ、インパネやドアトリム、ステアリングなどにブルーステッチを施し、ブルーカラーでコーディネートしている。

アルカンターラとブラックの本革を組みあわせたシート表皮を採用
ステアリングなどにブルーステッチを設定
スープラ 特別仕様車 RZ“Horizon blue edition”(30秒)

【訂正】記事初出時のボディカラーについて、トヨタ自動車のリリースに訂正があり、「マットストームグレーメタリック」について表記を訂正いたしました。