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ランボルギーニ、2022年第1四半期の販売台数が過去最高を記録 今年後半に「ウルス」「ウラカン」新モデル発表を予告

2022年4月18日(現地時間)発表

ランボルギーニの2022年第1四半期の販売台数が第1四半期として過去最高を記録(写真はアウトモビリ・ランボルギーニ チェアマン&CEOのステファン・ヴィンケルマン氏)

 アウトモビリ・ランボルギーニは4月18日(現地時間)、2022年第1四半期の販売台数が2539台に達し、第1四半期として過去最高を記録したと発表した。2021年同期比で5%、2020年同期比で31%の増加で、2021年の記録的な年間販売台数(8405台)、売上高(19.5億ユーロ)、利益率(20.2%)の流れに続く記録とのこと。

 同社は2021年度の販売台数、売上高、利益率が過去最高の年となったことを発表しているが、2022年度第1四半期の販売台数はそれを上まわるペースで推移しているとアナウンス。第1四半期の販売台数比率はEMEA(欧州・中東・アフリカ、40%)、米州(32%)、アジア太平洋(28%)と、3つの主要地域の間でバランスのよい分布が見られるとともに、営業を停止しているロシアを除いてすべての国で数字が伸びているという。

 全体のうち約半数のユーザーがSUV「ウルス」を選び、残り半数がスポーツカー「ウラカン」と生産終了が近づくV12モデルの「アヴェンタドール」を選択。ウルスとウラカンの両方で前年第1四半期と同様の伸びが見られ、それぞれの世界販売台数は1547台と844台に達した。今年もV10モデルの人気は堅調で、4月12日に発表した最新モデル「ウラカン テクニカ」の登場によりその訴求力はさらに高まっているとしている。

 アウトモビリ・ランボルギーニ チェアマン&CEOのステファン・ヴィンケルマン氏は今回の発表について、「グローバルな規模で新しい挑戦をもたらす年に、堅調なスタートを切ることができました。非常に痛ましく、あらゆる予測も困難な地政学的情勢により、先行きは不透明ですが、私たちは世界市場で並外れた訴求力を発揮しています。毎月の受注は生産枠を上回っており、現在、12か月分の生産枠が十分に埋まるだけの受注があります。また、2023年にはV12ハイブリッドモデルの発表で電動化に向かいますが、残り1年足らずでランボルギーニの物語を新たな段階に進める準備も進行中です」とコメントしている。

 なお、ランボルギーニでは今年後半にウルスの新モデル2つとウラカンの新モデル1つの発表を予定している。

4月12日に発表された最新モデル「ウラカン テクニカ」