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ブリヂストンの最新スタッドレス「ブリザックVRX3」ならどこへでも行ける! 美食を求めて飛騨高山へ
- 提供:
- 株式会社ブリヂストン
2024年11月18日 00:00
タイヤ選びが難しい日本
長すぎた夏がようやく終わり、「今年の冬は寒いのか、それとも暖冬なのか?」という話題が聞こえるようになってきた。そうなるといよいよ、スタッドレスタイヤのシーズン到来もすぐそこ。あまり雪が降らない地域に住んでいると、「まだいいかな」と思いがちだが、近年は都市部でもいきなり予想外の降雪があって交通混乱を引き起こしたり、遠出をする機会が多くなって出先で天気の急変に遭遇したりすることもあるかもしれないと考えると、やはり早めに履き替えておくのが安心だ。
ただし、日本はタイヤ選びが難しい。一度降れば、雪・氷・シャーベット・ミラー路面といった世界でも類を見ないほど厳しい冬道でありながら、雪道を走る時間よりもドライ路面を走る時間のほうが長くなることもある。雪・氷に強いスタッドレスタイヤであることはもちろん、普段のドライブでも快適かどうか、安心して走れるか、長持ちするかどうか、といった性能も重視したいところだ。
最新のスタッドレスタイヤ「ブリザック VRX3」は、ブリヂストンが30年以上にわたって培ってきた技術だけでなく、市場からのフィードバックにも応えて進化を続けており、近年のそうした要望も織り込み済みだ。札幌のタクシー装着率が8割にも上る(※)というプロお墨付きである一方で、非降雪地域でたまにアウトドアレジャーやウインタースポーツに出かけるというユーザーから厚い支持を獲得しているのも納得だ。
従来の「ブリザック VRX2」と比較すると、氷の路面でしっかり止まり、曲がるアイス性能と、優れた効きが続く長持ち性能、摩耗に強いロングライフ性能が圧倒的な進化を遂げており、雪道やドライ・ウェット路面での安心・快適性に加え、静粛性や低燃費性能も損なうこともなく「新次元のプレミアムブリザック」となっているのがVRX3だ。
飛騨高山の朝市や古い町並みで舌鼓
そんなブリザック VRX3を履いたら、ちょっと足をのばしてドライブしてみたくなった。急な雨や雪でも頼もしい味方がついていると思うと、自然と気持ちは山の幸や絶景を求めて、岐阜県の飛騨高山へ。大人気SUVのトヨタ「RAV4」の4WDモデルで、一般道から走り出す。
発進加速はなめらかさの中にもしっかりとした接地感があり、ステアリングを握る両手には路面の感触が伝わってくる。直進での安定性が高く、ひと昔前はスタッドレスタイヤというとドライ路面でグニャリとした柔らかさを感じることがあったが、そんな感触はまったくなく、カーブの手前でも思い通りの減速ができてSUVの車高を感じさせないコーナリングを見せる。これは、セダンやコンパクトカーに比べて車重が重く、重心も高くなりがちなSUVに履かせても、VRX3の最高性能が発揮できるように厳しいテストを繰り返したという成果でもあるはずだ。
飛騨高山でのお目当てはまず、川沿いの道でお昼ごろまで開催しているという宮川朝市。新鮮な野菜や漬物、スイーツや民芸品までたくさんの出店が並び、多くの観光客でにぎわうと聞いていたが、噂どおり年代も国籍もさまざまな人たちが手にフードを持って食べながら出店を見ていたり、野菜を手に取ってお店の人と話をしていたり、とても楽しそうな雰囲気だ。ぶらりと散歩がてらに歩いてみると、昔ながらのお店もあれば、モダンでおしゃれなお店もあり、すでに行列ができているお店や、このあたりに伝わる手作りのお守り「さるぼぼ」専門のお店もあって、ついついのぞいてみたくなる。流れる川を見ながら歩くのも楽しく、何を食べようかと悩んでいたら朝市の端まできてしまった。
ふと見ると、おばあちゃんの家に来たような懐かしさが込み上げる建物で足が止まり、「町家カフェ 福太郎」でひと休み。ぜんざいやシフォンケーキなどおいしそうなメニューばかりで、福太郎農園で育てた飛騨こしひかりを使っているという、みたらし団子に五平餅と欲張ってしまった。温かい白川茶でほっとひと息つきながら、ゆるりとした時間が流れていく。
続いて目指すは、城下町の中心であり商人町として発展した上町、下町の古い町並み。まるで時代劇のセットに迷い込んだかのような、非日常の風景に心も弾み、あれこれとお店をのぞいて歩くだけでも楽しいスポットだ。そこで多くの行列ができていて、テイクアウトしている人を見かけたのが飛騨牛の握りという新感覚のフィンガーフード。これは試さなければと、1つオーダーしてみた。お煎餅のお皿に2貫の握りがのっており、お肉は見るからにいい脂がのっている。パクリと頬張れば、ジューシーな肉汁が口いっぱいに広がり、すごくおいしい。お皿まで食べられて廃棄物が出ないのもすばらしいところだ。
再びぶらりと歩いていると、香ばしいお茶の香りが鼻腔をくすぐる。先ほどのカフェでいただいた白川茶は、古くから岐阜県の北部で採れる緑茶で、寒暖差が激しいのでうまみが凝縮しているのが特徴なのだと、「宮川園」のご主人が教えてくれた。そのご主人のおすすめなのが、本物の抹茶を振りかけてくれる本格抹茶ソフトクリーム。確かに、さっぱりとした口当たりの最後に濃厚で香り高い抹茶が追いかけてくる、大人の本格派アイスだった。
すべてに妥協がないスタッドレスタイヤ
さて、このままでは食い倒れの旅になってしまいそうなので、高速道路でもう少し足をのばし、白川郷を目指した。
速度を上げていっても、ブリザック VRX3は高い安定性を保ってくれて、レーンチェンジでの姿勢変化が少なく乗り心地もしなやか。これはブリザック VRX3ではタイヤのIN側とOUT側のサイド形状が非対称となっており、ふらつきを軽減し、高い直進安定性と応答性を発揮するようになっているから。継ぎ目はもちろん、ギャップを乗り越えてもドスっという音はするものの、一発で収束してくれて不快な振動が続かないため、不安なく運転できる。
ブリザック VRX3では、新素材のロングステイブルポリマーと独自の配合技術によって、ゴムの柔らかさが長く続くようになっている。これによって優れた効き持ちをアップするとともに、吸い込んだ水の逆流を抑制するL字ブロックや端止めサイプを採用して、パターンも進化させている。
そう聞くと、柔らかいゴムや高い除水性を持つパターンでは、ドライ路面の走りは頼りないのではと思うかもしれないが、ブリザック VRX3では余計なブロックの変形をさせず、接地面を最大限に取ることも考えられていると感じる。もし知らずに装着していたら、これがスタッドレスタイヤだとは気が付かないのではないだろうか。
高速道路をおりて、絶景を求めて向かったのは白山白川郷ホワイトロード。岐阜県と石川県を結ぶワインディングで、いちばん高いところで標高1450mにも達する、四季折々の景色が楽しめる道だ。右へ左へのカーブが連続し、時おりきついヘアピンカーブもあるが、ブリザック VRX3のしっかりとした接地感とステアリング操作の手応えによって、思い通りに走れる爽快感。タイヤにはちょっとハードなシーンで、スタッドレスタイヤでこんな走りをしたら摩耗が早くなってしまうのではないかと気になるが、ブリザック VRX3は従来品より摩耗ライフが17%も向上しているという(※)。均等なブロック幅と同形状とした均一ブロックや、位置ごとに密度と方向を最適化したサイピングによって、トレッドの変形と接地圧が進化したことで実現しており、ドライ路面でも減りにくいのがうれしい。
そうして到着したのは白川郷展望台。駐車場からの階段はきつかったが、その分、白川郷の山々が一望できる展望台デッキからの絶景はすばらしかった。天空ブランコもあって、しばしリフレッシュ。ここからは、ゆっくりと山をおりながら夕食と温泉を求めて再び高山へ戻ることに。
するとふいに、ポツポツとフロントガラスに雨が落ちてきた。みるみるうちにその勢いは強まっていく。標高が高いので、寒い日なら雪になったり路面が凍結したりしないか心配になるところだ。この日は幸い凍ることはなかったが、やはり下りの山道でウェット路面は緊張感が高まる。でもこんな時も、ブリザック VRX3ならフレキシブル発泡ゴムが毛細血管現象で楕円形に進化し、吸水力がアップしてしっかりと除水。グリップ力を高めているから安心だ。万が一凍ったとしても、氷上ブレーキ性能は従来より20%もアップ(※)。無事に帰れる頼もしさがあるのがありがたい。
最終目的地である旅館田邊は、1934年から創業90年を迎える老舗旅館。外国人のお客さんにもすばらしいとの口コミが広がり、絶えず予約が取りにくいことでも有名だ。歴史を感じさせながらも、ほっと落ち着くお部屋でくつろいでいると、次々と食事が運ばれてきた。料理長の丁寧な仕事ぶりがうかがえる「飛騨会席」で、飛騨牛せいろ蒸しはA5等級。里芋と人参のあんかけなど、畑の恵みから海鮮盛り合わせなど海の恵みまで、どれも身体の芯まで味わいが染みわたるようなおいしさだ。箸が止まらず、高山の夜は更けていったのだった。
こうしてブリザック VRX3で一般道から高速道路、山道、ドライ路面やウェット路面をドライブしてみて感じたのは、すべてに妥協がないスタッドレスタイヤだということ。性能に偏りがないからこそ、いつでもどこへでも行けるという安心感が常にある。特に冬は、雪でも氷でも雨でも史上最強の性能を実現しているブリザック VRX3なら、もっともっと冬ドライブが自由になるはずだ。
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Photo:安田 剛