イベントレポート
【フランクフルトショー 2019】独ポルシェ、新型EV「タイカン」公開
最大オーバーブースト出力761PSのタイカン ターボSと、最高出力680PSのタイカン ターボ
2019年9月10日 19:40
- 2019年9月10日（現地時間） 公開
独ポルシェAGは9月10日（現地時間）、ポルシェ初のEV（電気自動車）「タイカン」をフランクフルトショー 2019で公開した。
4ドアスポーツサルーンのタイカンとして最初に導入されるのは「タイカン ターボS」と「タイカン ターボ」。
タイカン ターボSとタイカン ターボは、2基の電気モーターをフロントアクスルとリアアクスルに1基ずつ搭載する4WDを採用。リアアクスルには2速トランスミッションを搭載して、1速では静止状態からの発車時に大きな加速を与え、ロングレシオの2速では高い効率を実現する。
パフォーマンスでは、タイカン ターボSはローンチコントロールとの組み合わせで最大560kW（761PS）のオーバーブースト出力を発生。タイカン ターボの最高出力は500kW（680PS）となる。
両モデルともに最高速は260m/h。0-100km/h加速はターボSで2.8秒、ターボでは3.2秒。航続距離はターボSで最大412km、ターボは450km（WLTPに準拠）となる。
今後、2019年中には出力の少ない4WDモデルが登場し、さらに2020年の終わりまでには派生モデルとして「タイカン クロスツーリスモ」がデビュー予定。ポルシェでは2022年までに60億ユーロ以上を電動化関連に投資予定としている。
