イベントレポート
【東京モーターショー 2019】グランツーリスモSPORT、「ジャガー ビジョン グランツーリスモ Coupe」を初公開
10月26日~27日に「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ 2019シリーズ ワールドツアー5」開催
2019年10月25日 22:31
- 2019年10月23日 開幕
- 2019年10月25日 プレビューデー
- 2019年10月25日~11月4日 一般公開日
10月23日、東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で「第46回東京モーターショー2019」が開幕した。10月25日はプレビューデー、10月25日~11月4日が一般公開日となる。
東京・青海の「FUTURE EXPO MEGA WEB」において「e-Motorsports STAGE」を展開しているソニー・インタラクティブエンタテインメントは、「グランツーリスモSPORT」で最新のビジョン グランツーリスモとなる「ジャガービジョン グランツーリスモ Coupe」を初公開。11月末のアップデートで追加予定としている。
同会場では10月26日~27日にオンラインレースの強豪ドライバーが世界中から集まるリアルイベント「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ 2019シリーズ ワールドツアー5」が開催される。
大会前日の10月25日は、ジャガー ビジョン グランツーリスモ Coupeが同会場で発表され、「グランツーリスモ」シリーズプロデューサーの山内一典氏とジャガーデザインディレクターのジュリアン・トンプソン氏が登壇してトークセッションが行なわれた。また、同マシンを使用した「ワールドツアー・エキシビション・プロアマレース」が開催され、トップレーサーと各国のジャーナリストがそのパフォーマンスを体感した。
公開されたジャガー ビジョン グランツーリスモ Coupeは、ジャガー・アドバンスド・デザインがグランツーリスモのために手掛けた造形。このフォルムを実現するためにバッテリーモジュールをコクピット周辺に配置することで低重心と完全な重量配分を実現。コクピットデザインはC、D、Eタイプといったジャガー歴代のレーシングカーからインスピレーションを得たという。
トンプソン氏は「ジャガー ビジョン グランツーリスモのプロジェクトは、ジャガーの若いデザイナーによって担当されています。彼らにとっては私たちの素晴らしい伝統に染まりながらも、未来のデザインの限界を超えるクルマをデザインするという、一生に一度の機会です。このチームは、明確にジャガーだと分かるものを制作するにあたり、素晴らしい仕事をやり遂げました。彼らは私たちの象徴的な過去にインスピレーションを受けながらも、一切制限されていません」とコメント。
山内氏は「ジャガーの新しいデザインディレクターに就任したジュリアン・トンプソンのチームと一緒に仕事ができたのは素晴らしい経験でした。このクルマのデザインとパフォーマンスは、チームの能力、クラフトマンシップ、長年に渡るコラボレーションの成果です。来月、ドライバーがこのクルマを運転できるのを楽しみにしております」とコメントしている。
ジャガービジョン グランツーリスモ Coupeを使用したレース「ワールドツアー・エキシビション・プロアマレース」では、Car WatchもT.Miyazono選手とのペアで参戦。レース結果はGT Planet/K.L.Li選手のペアが優勝。Car Watch/T.Miyazono選手のペアは2位と表彰台を獲得した。3位はAutosport/R.Kokubun選手のペアとなった。
なお、「e-Motorsports STAGE」においては「GR Supra GT Cup ファイナル」「都道府県対抗 U18 全日本選手権」「真剣勝負 自動車メーカー対抗戦」といったレースの開催も予定されている。