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トヨタ、「カローラ スポーツ」のワゴン仕様「カローラ ツーリング スポーツ」をパリモーターショー 2018で公開

1.2リッターターボと、1.8リッター/2.0リッターのハイブリッド設定

2018年9月4日(現地時間)発表

カローラ スポーツのワゴンバージョン「カローラ ツーリング スポーツ」

 トヨタ自動車の欧州現地法人であるトヨタ モーター ヨーロッパは9月4日(現地時間)、10月4日~14日(一般公開)に行なわれる「パリモーターショー 2018」において、「カローラ スポーツ」のワゴンバージョン「カローラ ツーリング スポーツ」を公開すると発表した。

 欧州で開発が進められたという今回のカローラ ツーリング スポーツは、1.2リッターターボエンジン(116HP)とともに1.8リッター(122HP)または2.0リッター(180HP)のハイブリッドパワートレーンを設定。

 サスペンション形式は、カローラ スポーツがフロント/マクファーソンストラット式、リア/ダブルウィッシュボーン式なのに対し、カローラ ツーリング スポーツではリアに新開発のマルチリンク式を採用。また、TNGA(Toyota New Global Architecture)のGA-Cプラットフォーム採用によりエンジンの取り付け位置やシートのヒップポイントが低いこと、後部座席下にハイブリッドバッテリーを配置することによる低重心さが特徴という。

ワイド&ローなスタンスを表現したエクステリアデザイン

 エクステリアでは伸びやかなルーフラインを備えるとともに、筋肉質なフェンダーデザイン、より外側に配置されたホイールなどによってワイド&ローなスタンスを表現。ボディサイズは不明ながら、ホイールベースはカローラ スポーツの2640mmから60mm延長の2700mmとした。

 そのほかインテリアでは前後シート間の距離を928mmとするとともに、598L(VDA方式)のラゲッジスペースを備えるなどして実用性と利便性を両立。後席をダイブダウンさせてフルフラットなラゲッジスペースを有していることも、公開された写真で紹介されている。

カローラ ツーリング スポーツのインテリア