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パナソニック、7V型SDカーナビ「ストラーダ」のブルーレイ対応「RXシリーズ」2機種

200mmワイドの「CN-RX06WD」、180mmの「CN-RX06D」

2019年11月上旬 発売

オープンプライス

200mmワイドパネルに対応する「CN-RX06WD」

 パナソニック オートモーティブ社は、SDカーナビ「ストラーダ」のブルーレイプレーヤーを搭載した「RXシリーズ」2機種を11月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はどちらも11万円前後。

 このシリーズは、市販カーナビでパナソニックだけが実現している、ブルーレイプレーヤーを搭載した7V型AV一体型カーナビ。独自の高画質回路やホワイトバランス調整機能により、きめ細やかな色調整で高画質を実現するとともに、LEDバックライトを採用することで、従来品の2018年モデルCN-RX05D/WDと比べてモニターの輝度を1.3倍、コントラストを1.5倍に向上させた。

 別売の前後2カメラドライブレコーダー「CA-DR03TD」と連携すると、カーナビ画面で簡単に操作や映像再生が可能。車体の前後の同時録画だけでなく、走行中にカーナビ画面で後方の映像を確認できる機能や、バック時にリバース連動で後方の目視補助を行なう機能など、あおり運転対策にも対応した。

180mmパネルに対応する「CN-RX06D」

 ナビゲーションの機能面では、交通事故防止対策のカラー舗装や東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて変更された標識情報までリアルに反映させた新地図を採用。ルート案内で重要な分岐点をアイコンで強調するなど、分かりやすいルート案内としたほか、準天頂衛星「みちびき」でGPSを補完し、道路の標高情報を活用したアルゴリズムで正確な案内を実現した。

 また、交通情報システム「VICS WIDE」を活用して渋滞を回避する「スイテルート案内」機能を搭載。オプションの高度化光ビーコン対応ETC2.0車載器「CY-ET2500VD」することで利用できる「信号情報活用運転支援システム」に対応するなど、スムーズな走行をサポートする機能を充実。

 見落としがちな一時停止や制限速度といった道路標識情報などを事前に音声と画面表示で知らせる「安全・安心運転サポート」機能や、都市高速やSA(サービスエリア)/PS(パーキングエリア)の入口部といった逆走の起こりやすい箇所にも新しく対応した逆走検知・警告機能などを搭載して安心感を高めた。

 オーディオ面では、音楽CDの最大4.35倍のサンプリング周波数のリニアPCM192kHz/24bitの高音質ブルーレイオーディオ音源再生に対応。クラシックを中心としたブルーレイオーディオソフトを高音質のまま再生可能とした。加えて、音のプロによるチューニングを楽しめる「音の匠」機能や、高級オーディオに採用されるBBブランド32bit D/Aコンバーターといった高音質パーツを搭載した。

 さらに、HDMI入出力端子を装備して、ブルーレイの映像を高解像度で後席モニターに出力することや、HDMI対応スマートフォンと接続してスマートフォンの画面標示をカーナビ画面に出力できるようにしたほか、スマートフォンで探した目的地をカーナビに転送できるアプリ「NaviCon」やカーナビと対話しながら目的地設定できる音声認識機能に対応。ワイヤレス接続でスマホの音楽を楽しめるBLUETOOTHオーディオにも対応するなど操作性を改善した。

 また、2022年12月10日(予定)までの最大3年間、部分更新地図データ(年6回×最大3年間配信)や全地図更新データ(3年間で1回提供)がWebでダウンロードできる地図更新サービスが付帯する。