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セイコー、トータル車両管理ソリューション「Mobility+」開発 アルコールインターロックやデジタルキー機能を搭載
2025年1月22日 11:53
- 2025年1月22日 発表
セイコーソリューションズは1月22日、アルコールインターロックやデジタルキーを活用したトータル車両管理ソリューション「Mobility+(モビリティプラス)」のサービス提供を2025年春ごろより開始すると発表した。
2023年12月に道路交通法施行規則によって、事業所でのアルコール検知器によるアルコールチェックが義務化されたが、企業によっては社会的責任としての遵守が求められる一方、管理者の負担増加や作業の複雑化などが課題となっていた。
そこでセイコーソリューションズは、安全運転の推進と管理業務を効率化するサービスが求められる中、これらを両立させる新しい車両管理ソリューション「Mobility+」を開発。
Mobility+の主な機能は、「オンライン車両予約」「運転日報自動作成」「デジタルキー」「アルコールインターロック」「EV情報連携」の5つで、特にアルコールインターロック機能は、アルコールチェッカーの結果が一定の基準値を上まわると、エンジンがかからなくなる仕組みで、エンジン始動と連動することで、飲酒運転の防止を徹底できるとしている。
また、スマートフォンアプリを使ってドアの施錠解錠を行なえる「デジタルキー」の活用によって、物理的な車両キーの受け渡しが不要となり、管理者の業務軽減をはじめ、スムーズな車両の共有利用を可能としたほか、セイコーソリューションズのIoT技術の強みを活かし、LTE通信とBluetooth両方に対応させたことで 通信が不安定な状況下でも通信が途切れることを防ぎ、安心してデジタルキーの使用と車両管理が行なえる。
そのほかにも、EV導入の推進をサポートする充電情報管理機能やオンライン車両予約、日報自動作成といった多彩な機能により、車両管理業務をトータルでサポートできるという。
なお「Mobility+」は、1月22日~24日に東京ビッグサイトで開催されている「オートモーティブワールド2025」にて、実車両による「アルコールインターロック」と「デジタルキー」のデモを見られる。