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ちょっと写真で見る ホンダ新型「フリード クロスター」(6人乗り仕様/5人乗り仕様/スロープ車/リフトアップシート車)
2024年6月27日 11:00
- 2024年6月28日 発売
本田技研工業は、コンパクトサイズながら3列シートを備える7人乗り仕様もラインアップし、居住性と利便性の高いスモールミニバン「フリード」のモデルチェンジを6月28日に実施する。
3代目フリードは、「“スマイル”ジャスト ライト ムーバー」をグランドコンセプトに掲げ、人々の暮らしや使う人の気持ちに寄り添い、日々の暮らしに笑顔をもたらすクルマを目指したモデル。シンプルなデザインが特徴の「エアー(AIR)」と、タフで力強いイメージの「クロスター(CROSSTAR)」を設定。
クロスターは、シンプルで上質なエアーのデザインをベースに、専用フロントバンパーやホイールアーチプロテクター、サイドシルガーニッシュを採用することで、アウトドア感をプラス。ホイールアーチプロテクターを装着したことで、全幅はエアーの1695mmに対して1720mmと25mmほど広いほか、高輝度シルバーの専用フロントグリル、リアロアガーニッシュ、ルーフレールを採用するなど、フリードの個性を生かしながらもアクティブな活動を後押しする力強さを表現している。
また、クロスターのみ5人乗り仕様が設定され、2列目にダブルフォールダウン機構付きの6:4分割可倒式シートを採用することで、ほぼフラットで大人2名が車中泊できる広大なラゲッジスペースを確保。ラゲッジスペースの左右には、棚やフックを取り付けて壁面を有効活用できる「ユーティリティサイドパネル」を装備し、一般的な穴径6.0mm・25mmピッチを採用した有孔ボードとして利用できる。
さらに、上下10か所にユーティリティナットも内蔵。傷がつきにくいステンレス製で、マグネット式と差し込み式の両方に対応し、市販の豊富なツールを自由に取り付けられるようにすることで、荷室の使い勝手を高めている。そのほかにも、テールゲートの室内側6か所にもユーティリティナットを設け、利便性のさらなる向上が図られている。
スロープ車とリフトアップシート車はクロスターをベースに設定
すべての人に移動する喜びを、との思いから、さまざまな工夫を盛り込んで実績を重ねてきた車いす仕様車を、新型フリードではクロスターをベースに「クロスター スロープ」として設定。「3WAY Universal Mover」をコンセプトに、日常づかい、レジャーづかい、介護づかいのすべてで利便性を追求したという。
また、車いすや杖を利用している人でも楽に乗降できる「電動リフトアップシート」をクロスターの助手席に設定。助手席に乗車することで移動中の会話もしやすくなる。