ニュース
トヨタ博物館、クラシックカー約100台がパレードする「2017 クラシックカー・フェスティバルin神宮外苑」
11月25日開催。蒸気や薪、水素など動力源の違うクルマの企画展示も
2017年10月31日 21:57
- 2017年11月25日10時~15時30分 開催
- 入場無料
トヨタ博物館(愛知県長久手市)は、クラシックカーの走行&展示イベント「2017 トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバルin神宮外苑」を11月25日に東京 明治神宮外苑(東京都新宿区)で開催する。入場料は無料。
トヨタ博物館やメガウェブが所蔵する車両に加え、一般参加のクラシックカーも約100台が集まって行なわれるこのイベントでは、オープニングセレモニーに続いて参加車両による都内約11kmのパレードランを実施。
パレードの終了後には会場内で車両展示が行なわれ、一般参加車両を対象とした「クラシックカー人気投票」、トヨタ博物館の所蔵車両や一部オーナー車両が会場内で走行シーンを披露する「Classic Car Circuit(CCC)」、参加オーナーに対してインタビューする「Classic Car Studio(CCS)」、「フォード モデルT ツーリング(1914年・米)」「ナッシュ メトロポリタン(1954年・米)」「ロータス エラン S4(1972年・英)」などのクラシックカーに乗車して記念撮影ができる「記念乗車撮影」などのプログラムも用意されている。
このほかにも企画展示として「過去を振り返り未来を想う-動力源の遷り変わり-」を開催。クルマに大きな変革期が訪れていることを受けて実施される今回の企画展示では、1886年に「世界初のガソリン自動車」として登場した「ベンツ パテント モトールヴァーゲン」(レプリカ)をはじめ、蒸気機関を搭載する「ロコモビル スチーム カー」、1馬力のモーターで走る「ベイカー エレクトリック」、木材を蒸し焼き状態にし可燃ガスを作る「薪ガス発生装置」を搭載する「トヨタ BM型 トラック」(薪トラック改造車)、灯油などを使ってガスタービンを回転させ、発電した電気でモーターを動かして走る「トヨタ スポーツ800・ガスタービン ハイブリッド」(プロトタイプ)、世界初の量産ハイブリッドカーとして1999年に発売された「トヨタ プリウス」、水素と酸素を化学反応させてできた電気で走行する「トヨタ MIRAI」など、7種類の異なる動力源を持つ新旧車両を展示。一部の車両はCCC内でも走行を披露してクルマの動力源の変遷を紹介する。
このほかに関連イベントとして、東京 お台場のメガウェブ ヒストリーガレージで特別展示「自動車・動力源の変遷」が11月19日まで開催中。11月5日14時~15時にはメガウェブ トヨタ シティショウケース1階 メガステージでデザインディレクターの桐山登士樹氏、クリエイティブ コミュニケーター/デザイナーの根津孝太氏、トヨタ博物館館長の布垣直昭氏の3人によるトークイベント「過去を振り返り未来を想う-動力源の遷り変わりとともに-」も実施される。メガウェブで行なわれるイベントも入場無料。