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英アストンマーティン、カーボンパーツを身にまとった世界限定175台モデル「ヴァンキッシュ S Ultimate」
2018年のフルモデルチェンジを前に、特別なリミテッドエディション登場
2017年11月6日 14:04
- 2017年11月1日(現地時間)発表
英アストンマーティンは11月1日(現地時間)、世界限定175台のリミテッドエディション「ヴァンキッシュ S Ultimate」を発表した。クーペとヴォランテが用意され、価格は英国ではクーペが21万1995ポンド、ヴォランテが22万3995ポンド。ドイツではクーペが27万8995ユーロ、ヴォランテが29万3995ユーロ。
ヴァンキッシュは2018年にフルモデルチェンジすることが予告されており、今回のリミテッドエディションはヴァンキッシュの成功を記念して製作された特別なモデル。
現行のヴァンキッシュ Sと同様、パワートレーンは自然吸気のV型12気筒6.0リッターエンジンに8速AT「Touchtronic III」を搭載するとともに、3ステージ・アダプティブ・ダンピングやカーボンセラミック・ブレーキなどを装備。これをベースにローズ・ゴールドの「Ultimate」のロゴが入るカーボンファイバー製サイドストレーキ、カーボンファイバー製トレッド・プレートと「Ultimate」シル・プレート、特別なステッチが施されたキルトデザインのシート、「Ultimate」ヘッドレスト刺繍などが特別装備として与えられている。
また、エクステリアカラーはアストンマーティン・デザインチームによって考えられた3種類を用意。
1つはアルティメットブラック塗装によるモノクローム・デザインで、フロントエアインテーク、サイドシル、リアディフィーザーにコッパー・ブロンズのグラフィックが施されるとともに、ブラックのエキゾーストテールパイプ、ブレーキキャリパー、ウィンドウトリム、5スポークホイールに加え、ボンネットルーバー、フロントグリル、サイドストレーキなどにカーボンファイバーが用いられた。インテリアではオブシディアン・ブラック・レザーが採用され、チェストナット・タンによるアクセントとステッチが施されたほか、ダッシュボードにはツイル・カーボンファイバーを装備するのが特徴になっている。
2つめはテクニカル・スポーツウェアのスタイルと素材からインスピレーションを得たもので、キセノン・グレイをベースにコントラスト・カラーとしてコバルト・ブルーを配したもの。グロスブラックの5スポーク・アロイホイール、イエローのブレーキキャリパーを装着するほか、ファントムグレイ・レザーのシート地にエレクトロン・イエローのアクセントとスペクトラル・ブルーのステッチが与えられた。
3つめはクールな印象のホワイト・ゴールドのボディカラーと、暖かい印象のブロンズ・グラフィックで構成。インテリアは、チェストナット・タン・レザーとオブシディアンブラックのアクセントが基調となり、トラディショナルなカラーコンビネーションに現代的な雰囲気を付け加えたものになっている。