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【SUPER GT 最終戦 もてぎ】GTラストランのバトン選手や元コンビの道上&小暮選手が登場したホンダブース

決勝レース前に「GT300を盛り上げよう!!」「GT500スペシャルトークショー」開催

2019年11月2日~3日 開催

GT500クラス1号車 RAYBRIG NSX-GTのジェンソン・バトン選手が登場

 ツインリンクもてぎで開催されている「2019 AUTOBACS SUPER GT Round8 MOTEGI GT 250km RACE」。決勝日11月3日のホンダブースでは、8時10分からJLOCとModulo Drago CORSEのコラボによるトークショー「GT300を盛り上げよう!!」や、SUPER GTラストランのジェンソン・バトン選手が登場する「GT500スペシャルトークショー」が開催された。

GT300を盛り上げよう!!

34号車 Modulo KENWOOD NSX GT3の道上龍選手(手前)

「GT300を盛り上げよう!!」は、GT300クラスを盛り上げようと、ホンダブースでありながらライバルチームを招いたトークステージが開催され、34号車 Modulo KENWOOD NSX GT3の道上龍選手と大津弘樹選手、88号車 マネパ ランボルギーニ GT3の小暮卓史選手と元嶋佑弥選手が出演した。

34号車 Modulo KENWOOD NSX GT3の大津弘樹選手
88号車 マネパ ランボルギーニ GT3の小暮卓史選手
88号車 マネパ ランボルギーニ GT3の元嶋佑弥選手

 11月2日に行なわれたGT300クラスの予選では、道上選手と大津選手の34号車 Modulo KENWOOD NSX GT3が予選12位。小暮選手と元嶋選手の88号車 マネパ ランボルギーニ GT3が予選8位となっている。

 道上龍選手と小暮卓史選手は、かつてコンビを組んで一緒にレースを戦ったこともある先輩後輩の間柄。道上選手と小暮選手の話を中心に展開されたトークショーでは、道上選手のレーシングスーツを小暮選手が間違えて着ていたといった思い出話など、笑いを交えたトークが展開された。

JLOCチームとModulo Drago CORSEチームのコラボで34号車 Modulo KENWOOD NSX GT3の道上龍選手と大津弘樹選手、88号車 マネパ ランボルギーニ GT3の小暮卓史選手と元嶋佑弥選手が共演

 トークの中で小暮選手の印象について道上選手が「初めて小暮を見たときびっくりしましたもん。とんでもない速さのやつが来たな!って、これは自分の存在を脅かす奴がやって来たなと思いました」と言うと、小暮選手は「そう言いながらも道上さんはすごく速くて、なんとかして追いつけ追い越せと思って、なんとかして追いついていこうと、あの5年間はありがたいことでした」と応え、互いに切磋琢磨してきたことにエールを贈っていた。

88号車 マネパ ランボルギーニ GT3の小暮卓史選手

GT500スペシャルトークショー

「GT300を盛り上げよう!!」に続いて開催されたGT500スペシャルトークショーには、GT500クラス1号車 RAYBRIG NSX-GTの山本尚貴選手、ジェンソン・バトン選手が登場。予選11位で決勝をむかえるバトン選手は2019年シーズンでSUPER GT参戦を終了するため、もてぎの最終戦でSUPER GTラストランとなる。

1号車 RAYBRIG NSX-GTの山本尚貴選手も登場

 バトン選手は「(Honda Racing THANKS DAYもあるし、レース活動は続けるので)まず最初に今日が最後のレースではありません(笑)。この2年間、尚貴選手の隣で一緒に戦えたことに本当に嬉しく思います。ファンのみなさんがサポートしてくれたことを感謝しております。なによりも国光さんは本当に経験豊かなレジェンドで、彼のもとで一緒に働くことができたこと、チームクニミツはメカニックも若い人たちが力を合わせた素晴らしいチームだった。この2年間は自分のキャリアの中でも、F1に続く大きなキャリアとなり、本当に嬉しく思います。自分が去ったあともチームクニミツをどうぞ応援してください。私のシートに次に誰が来るのか楽しみにしています。これからもSUPER GTを応援してください」と集まったファンにメッセージを贈った。

1号車 RAYBRIG NSX-GTのジェンソン・バトン選手