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伊フェラーリ、最高速320km/hの新型クーペ「Roma」。HMI再設計で計器類をデジタル化

ADAS装備もオプション採用

2019年12月19日(現地時間) 公開

フェラーリの新型クーペ「Roma」

 伊フェラーリは12月19日(現地時間)、新型クーペ「Roma」に関する新たな情報を公開した。フェラーリの歴代2+クーペの中で最もパワフルなモデルでありながら、運転のしやすさなど日常性を兼ね備えているモデルであることが明らかにされた。

 Romaのパワートレーンは、最高出力456kW(620CV)/5750-7500rpm、最大トルク760Nm/3000-5750rpmを発生するV型8気筒 3.9リッターターボエンジンを搭載。トランスミッションは8速DCTを組み合わせる。パフォーマンスでは、0-100km/h加速が3.4秒、0-200km/h加速が9.3秒。最高速は320km/hを実現。

新型クーペ「Roma」

 ボディサイズは4656×1974×1301mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2670mm。インテリアでは、計器類をデジタル化するなどHMIを再設計。メーターパネルに16インチHDスクリーン、中央に8.4インチHDセンターディスプレイ、助手席側には8.8インチHDタッチスクリーンが採用される。

 また、ADAS(SAEレベル1)システムも導入され「アダプティブ・クルーズ・コントロール」「自動緊急ブレーキ」「交通標識認識」「車線逸脱警告」「ブラインドスポット・ディテクション」「リア・クロス・トラフィック・アラート」「サラウンドビューカメラ」をオプション採用するなど、車内の快適性や安全性を向上させる装備を用意している。