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最も燃費のよいクルマは「プリウス」。国交省が2019年の「燃費の良い乗用車ベスト10」発表
軽自動車は「アルト」と「キャロル」に
2020年3月31日 16:37
- 2020年3月31日 発表
国土交通省は3月31日、2019年末時点で販売されている乗用車を対象に「燃費の良い乗用車ベスト10」を発表。もっとも燃費のよい乗用車は、普通・小型自動車では「プリウス」(トヨタ自動車)、軽自動車では「アルト」(スズキ)と「キャロル」(マツダ)となった。
それぞれの部門のトップ3を見ると、普通・小型自動車では1位がトヨタ「プリウス」で39.0km/L、2位がトヨタ「アクア」で38.0km/L、3位が日産「ノート」とホンダ「フィット」で37.2km/L。
軽自動車部門では、1位がスズキ「アルト」とマツダ「キャロル」で37.0km/L、3位がスズキ「アルト ラパン」で35.6km/Lとなっている。
ランキングはJC08モードでの燃費値で、日本独自の試験方法となるJC08モードの燃費値の比較は2019年で最後となり、2020年からはWLTCモード(より実際の走行環境に合わせた国際的な試験方法)の燃費値で比較予定としている。
同省では、自動車ユーザーの省エネルギーへの関心を高め、燃費性能の優れた自動車の開発・普及を促進するため、毎年、自動車の燃費性能を評価した「自動車燃費一覧」を公表するとともに、燃費のよい乗用車を発表している。2019年末時点の「自動車燃費一覧」についてはWebサイトで公表されている。
普通・小型自動車部門(2019年末時点で販売されている乗用車)
1位:トヨタ「プリウス」39.0km/L
2位:トヨタ「アクア」38.0km/L
3位:日産「ノート」37.2km/L
3位:ホンダ「フィット」37.2km/L
5位:トヨタ「カローラ」35.0km/L
5位:トヨタ「カローラ ツーリング」35.0km/L
7位:ホンダ「グレイス」34.8km/L
8位:トヨタ「ヴィッツ」34.4km/L
8位:トヨタ「カローラ アクシオ」34.4km/L
8位:トヨタ「カローラ フィールダー」34.4km/L
軽自動車部門(2019年末時点で販売されている乗用車)
1位:スズキ「アルト」37.0km/L
1位:マツダ「キャロル」37.0km/L
3位:スズキ「アルト ラパン」35.6km/L
4位:ダイハツ「ミラ イース」35.2km/L
4位:スバル「プレオ プラス」35.2km/L
4位:トヨタ「ピクシス エポック」35.2km/L
7位:マツダ「フレア」33.4km/L
8位:マツダ「フレア クロスオーバー」32.0km/L
9位:スズキ「ワゴンR」31.0km/L
9位:スバル「ステラ」31.0km/L
9位:ダイハツ「ムーヴ」31.0km/L