SUPER GT第3戦「FUJI GT 400km RACE」リポート
GWイベントとして2日間で7万8500人を動員

毎回激しい争いが展開されるSUPER GT

2009年5月4日、5日



F1に次ぐ観客動員を誇る国内4輪レース
 ゴールデンウィークの中日の5月4日、5日に、富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)でSUPER GTの第3戦「FUJI GT 400km RACE」が開催された。SUPER GTは、国内で最も人気のあるカテゴリーということに加えて、ゴールデンウィーク期間中であること、首都圏からもアクセスのよい富士スピードウェイで開催されたこと、さらに高速道路料金の値下げや予選日から敷地内でキャンプできるといった数々の条件が重なり、2日間で7万8500人(予選日2万8500人、決勝日5万人)の観客を動員。この人数は、国内の4輪レースにおいてはF1に次ぐ動員数であり、ゴールデンウィークの一大イベントとして認識されてきている証だろう。

 近年の国内レースはファンサービスに非常に力が入れられており、SUPER GTもそのひとつ。サーキットを周回する観光バスの車内からGTマシンが真横を駆け抜けていく様を見られる「サーキットサファリ」を筆頭に、実車を間近に見られる「公開車検」、整備中のGTマシンを観察できたりドライバーにサインをもらえる「ピットウォーク」、決勝スタートに備えてグリッド上に整列したマシンやドライバーを間近で見られる「グリッドウォーク」などを用意(無料のものもあるが、それぞれ有料で人数も限定されていたりする)。さらに今回は、レース終了後にコース上を歩ける「コースウォーク」が初開催された。

 また、サポートレースが充実しているのも特徴だろう。カートからヴィッツやマーチなどの市販車によるワンメイクレースまで、4カテゴリー計6レースが開催された。メインスタンド裏に目をやれば、多数の出店やSUPER GTのオフィシャルステージ、富士スピードウェイのオフィシャルショップ、子供が楽しめるキッズカート無料体験コーナーやスロットカーなどが用意されたキッズスクエアがある。オフィシャルステージではドライバーによるトークショーや、レースクィーンやイメージガールのミニライブなどが行われ、こちらもかなりの人気があった。そのほか、レースゲーム「グランツーリスモ5プロローグ」の体験会や電動スクーター体験試乗会などまであり、極端な話、レースの観戦をせずとも楽しんでいられるようになっている。

サーキットサファリの様子。バスの真横数mのところをSUPER GTマシンが駆け抜けていくピットウォークの様子を上から撮影。非常ににぎわっていたピットウォークでは、マシンの整備中の様子なども見られる
人気選手はピットウォークでサイン攻め。写真はSUPER GT第2戦優勝の“富士マイスター”こと立川祐路選手グリッドウォークの様子。ピットウォーク以上にマシンを間近で見られる。8号車は「ARTA NSX」マシンとイメージガールをワンセットで撮れるのもグリッドウォークのポイントの1つ
コースウォーク。テレビで見るのとは違い、サーキットは驚くほどコース幅がある関東シリーズの第2戦が行われたヴィッツレース。72台がエントリーし、決勝は45台で争われたCar Watchでもおなじみの富士スピードウェイのイメージガール「クレインズ」。メインステージでも大人気だった
SUPER GTのオフィシャルブースで売られていた「SUPER GTクッキー」キッズカート無料体験コーナー。2日間で計20回開催されたが、大盛況だったプラグイン充電式の電動スクーター「プロッツァ EV-R55」(プロスタッフ)無料試乗体験会が開催されていた
闘将・星野一義監督率いるTEAM IMPULの「カルソニック20型折畳自転車」。2万5000円の特価で販売レース会場でおなじみとなりつつある、ヨコモのドリラジ(ドリフトラジコン)体験コーナー参戦チームは市販車のチューニングやエアロパーツなどの販売を行っており、それらの展示もある

GT500>300クラスの第2戦までの展開
 SUPER GTは今シーズンこれまで、3月21日、22日の岡山国際サーキットでの第1戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が、新生となった鈴鹿サーキットでのこけら落としのレースとして4月18日、19日に第2戦「ケーヒン 鈴鹿2&4レース オープニングスペシャル」が行われている。

 第2戦を終えた時点でのポイントランキングは、GT500は25点で38号車の「ZENT CERMO SC430」(立川祐路/リチャード・ライアン)がトップ。2位は23点のKONDO RACINGの24号車「HIS ADVAN KONDO GT-R」(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治)、3位は21点の18号車「ROCKSTAR 童夢 NSX」(道上龍/小暮卓史)だ。

 GT300クラスは、2戦連続表彰台の7号車「M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7」(谷口信輝/折目遼)が26点でトップだ。それを23点の「ウェッズスポーツIS350」(織戸学/片岡龍也)の19号車と、21点の43号車「ARTA Garaiya」の(新田守男/高木真一)が追うという展開だ。なお、今シーズンはポイントシステムが改定され、ドライバーズポイントは優勝が20点、2位15点、3位11点、4位8点、5位6点以下は、10位1点まで1点刻みとなった。予選ポール獲得、決勝ベストラップにポイントはつかないことになっている。

2戦を終えた時点でGT500クラスのポイントランキングトップに立つ38号車昨年のチャンピオンでもあり今年もチャンピオン候補の1号車「MOTUL AUTECH GT-R」(本山哲/ブノワ・トレルイエ)。2戦を終えてノーポイント優勝はないが2戦連続表彰台でGT300クラスのランキング1位の7号車

 ウェイトハンデはルールが改正され、今シーズンは1度課せられたウェイトは降ろせなくなり、また獲得ポイントに応じてウェイトが課せられるようになった。第2戦から第6戦まではポイント×2kg、第7戦から第8戦はポイント×1kg、最終戦はノーウェイトで争われる形だ。今回は、ノーウェイトなのが1号車と3号車「HASEMI TOMICA EBBRO GT-R」(ロニー・クインタレッリ/安田裕信)。限定参戦の21号車「ASTON MARTIN 赤坂 DBR9」(都筑晶裕/土屋武士)もノーウェイト。そのほかウェイトの軽いマシンとしては、2kgの39号車「DUNLOP SARD SC430」(アンドレ・クート/平手晃平)がある。SC430は富士をもともと得意としており、ウェイトの軽さはかなり武器となるだろう。富士の優勝候補の36号車「PETRONAS TOM'S SC430」(脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー)は30kg、38号車は50kgとなっている。GT300クラスは、強豪チームは軒並み重めのウェイトを載せており、7号車が52kg、19号車が46kg、43号車が42kgといった具合だ。

3号車HASEMI TOMICA EBBRO GT-RASTON MARTIN 赤坂 DBR939号車DUNLOP SARD SC430

GTA定例記者会見で第4戦セパン(マレーシア)は開催予定と報告
 SUPER GTの決勝日に報道陣向けに行われているのが、SUPER GTを運営するGTアソシエインション(GTA)の代表取締役坂東正明氏らによる定例会見。第1戦、第2戦の観客動員数について板東氏は、「岡山国際サーキットで開催された第1戦は、この経済状況に加えて、雨だったということもあり、前年比で15%減。鈴鹿での第2戦に関しては、イベント自体の来場者数を、前年度と比較した場合は10%増ではあるが、JSB1000という国内最大の2輪レースのシリーズ中の1戦との併催だったこと、新生鈴鹿のこけら落としのレースだったことなど複数の要因があり、SUPER GTのみの動員と見なせないため、正確なところは不明である」とした。観戦料金も値上がりしており、そのような状況下で、現状の観客動員は健闘している旨のコメントもあった。

 新型インフルエンザの影響が懸念されている第4戦マレーシアについては、エントリー台数と、中止があり得るのか否かの質問が行われた。まずエントリー台数だが、GT500は14台。シーズン限定参戦の21号車「ASTON MARTIN 赤坂 DBR9」(都筑晶裕/土屋武士組)は参戦しないが、フル参戦しているチームは参戦する模様だ。GT300に関しては19台となっている。第3戦のエントリーが21台なので、主要チームはほぼ参戦する。欠場予定のマシンの1台は、GT初の痛車(いたしゃ)として知られる808号車「初音ミク Studie GLAD BMW Z4」と言われている。この間に大幅な改修を行うということだ。開催中止があるかどうかに関しては、現状はマレーシアで感染者が出ているという報告はないため、開催するとした。もちろん、状況次第では適切な処置を応じるとも回答している。

 また、海外のサーキットからのオファーの話にも及び、シンガポール、インドネシア、上海、韓国の4カ国の名が挙がった。ただし、SUPER GTは国内の内需拡大を第1としており、国内のサーキットと組んで、国内のレースをきちっと行っていくと言う。ただし、国内に影響がなく、条件的に折り合いがつくようなら、東南アジアでの開催も視野に入れていくとした。そのほか、2010年までに訪日外国人旅行者の1000万人達成を目指す官民一体のキャンペーン「ビジット・ジャパン・キャンペーン」に参加することも発表。マレーシアでの第4戦で「Yokoso! Japan」ロゴを全車両に張ってアピールを行うとした。

定例会見の様子。左がGTAの坂東正明代表取締役で、右が執行役員の秋田史氏Yokoso! Japanロゴロゴはフロントウィンドウ上部のSUPER GTロゴの両脇に張られる予定

決勝GT500クラスは1号車が待望の今シーズン初優勝
 決勝日は雲が出てはいるものの青空が見える状況で、コースコンディションはドライ。第3戦は1周4.563km×88周=401.544kmと、シリーズ2番目の長丁場である。昨年までは500kmだったが、今回は経費削減ということで100km短縮されたようだ。

 決勝は14時にフォーメーションラップがスタート。そのままローリングスタートでレースに突入した。レースは開始早々から動き始め、先頭こそポールの1号車(本山)だが、2番手以下は大きく変動する。8号車(ファーマン)が2番手に、12号車(松田)も3番手に1つずつポジションアップ。36号車(ロッテラー)が出遅れた状態だ。しかし、波乱はヘアピンで待っていた。12号車が進入でブレーキングをミスして8号車に追突してしまったのである。これで12号車はカウルのフロント部分左側を大きく破損し、ピットへ。8号車は大きな破損はなかったようだが、再スタートを切った時はGT500の最後尾に回ってしまう。しかし、マシンバランスなどには影響はなかったようで、フリー走行での好調さを維持。後方からの逆襲で、次々と前走車を追い抜き、レース展開を面白くしていた。

 一方、ヘアピンのアクシデントに乗じて大きくポジションアップしたのが、24号車(オリベイラ)。予選8番手から一気に2番手に上げ、1号車とのGT-R同士の対決に持ち込んだ。両車の大きな違いは、ウェイトハンデとタイヤ。ウェイトは1号車がノーウェイトなのに対し、24号車は46kg。タイヤは1号車がブリヂストンのミディアムなのに対し、24号車はヨコハマのミディアムソフトという具合だ。ウェイトの違いで1号車に離されるかと見えたが、実は1号車も燃料を多く積んでおり、2台は3位以下を離していくが、真っ向勝負となる。そして9周目の1コーナーで24号車が遂に1号車をとらえ、トップに立つことに成功。そのまま20周目まで24号車がレースを牽引し、2台同時にピットイン。今回は2回のピットインが義務づけられており、1ストップ作戦は使えないようになっている。ここでは1号車の方が燃料を多く積んでいたことが生き、ピットアウトを早く済ますことに成功。ドライバーはそれぞれ交代し、1号車(トレルイエ)、24号車(荒)の順となった。

ヘアピンで12号車に追突されて体勢を崩し、アウト側へコースオフしていく8号車カウルのフロント部分左側を大きく破損した12号車9周目に24号車は1号車をとらえるが、その後も接近戦が続く

 しかし、そこで2台に忍び寄ってきたのが、富士をホームコースとするレクサス勢の1台、36号車だ。2台から離されている感があったが、GT-Rの2台がピットインして暫定トップに立つと、29周目まで1回目のピットストップを引っ張ってその間にスパート。脇阪に交代してコースに戻ると、なんと1号車の前。見事に作戦を成功させた。しかし、1号車も負けていない。58周終了時点で36号車が先にピットインして脇阪から再びロッテラーに交代すると、1号車はその1周後に飛び込み、トレルイエから本山に再び交代。ここでNISMOのピットクルーが素早い作業を行い、36号車よりも10秒近く短いタイムで送り出す。結果、36号車の前で復帰したのであった。

 その後、GT500最後尾から追い上げた8号車(ファーマン)が、69周目のコカ・コーラーコーナーで24号車(オリベイラ)をとらえると、大きな動きはなくなっていく。しかし、最終ラップにトップ争いの見せ場が待っていた。1号車がGT500クラスの周回遅れ2台の争いに引っかかってペースが落ちたところ、36号車が猛チャージ。大逆転もあり得るほど36号車は接近したが、わずかに届かず、1号車の今シーズン初勝利となった。2位に36号車、3位は8号車だ。

一時はトップに立った36号車だったが69周目に24号車をとらえることに成功した8号車最終ラップは36号車が急接近したが、1号車が優勝
優勝した1号車の本山哲(右)とブノワ・トレルイエ表彰台の6選手がトロフィーを掲げてフォトセッションそしてシャンパンファイト。もちろん本山らが集中砲火を浴びた

 ポイントランキングは、24号車が今回4位で8点を獲得したことから、オリベイラと荒が31点でトップに返り咲いた。2位はわずか1点差で36号車の脇阪とロッテラー。3位は、9位で2点を加算して27点とした38号車の立川とライアンとなっている。8号車のファーマンと井沢は22点で4位、1号車の本山とトレルイエは初ポイントながら20点を獲得して一気に6位に飛び込んできた形だ。チームランキングは、24号車のKONDO RACINGが40点でトップ。2位は37点の36号車のLEXUS TEAM PETRONAS TOM'S。3位は35点の38号車のLEXUS TEAM ZENT CERUMOとなっている。

 優勝会見では、「前戦ノーポイントで終わって苦しいシーズンになってしまったが、今回の勝利は嬉しいと同時に安心した」と本山はコメント。ここから、2年連続の王座を狙うとも力強く語っていた。トレルイエも、「何よりもハッピー!」と嬉しさを表す。今回はペナルティをもらわないようかなり気を遣った様子がうかがえた。そして、チャンピオン争いに加われたこと、またディフェンディングチャンピオンとしての闘いができたことなどはとても嬉しかったようだ。

SUPER GTマシン対FIA-GTマシンの死闘が展開したGT300クラス
 追突アクシデントの発生したGT500に対し、GT300のオープニングラップは目立ったアクシデントは特になし。ただし、スタート直後に43号車(高木)を81号車(青木)がパスしており、SUPER GTマシンのARTA Garaiya対FIA-GTマシンのダイシン アドバン Ferrariのバトルが展開していく。テール・トゥ・ノーズの2台は、時にはサイド・バイ・サイドのバトルを展開しながら、徐々に3位以降を引き離していく。43号車がトップの座を奪い返したのは15周目。ヘアピンの立ち上がりから43号車が並び初め、ダンロップで遂にトップの座を奪還したのであった。

 そして上位の最初のピットインは30周前後。43号車は新田に交代し、タイヤを4本交換。それに対する81号車は藤井へのドライバー交代を行ったが、タイヤは新田が警戒していた無交換作戦を行う。また、予選5番手から2つポジションをアップさせていた7号車(谷口)も同時期にピットイン。折目へのドライバー交代はしたが、こちらもタイヤ無交換作戦で43号車とのギャップを詰める作戦を敢行した。

フリー走行はトップだったが、予選が振るわなかった2号車プリヴェ アップル 紫電GT500とは異なり、アクシデントもなくヘアピンを抜けていくGT300。この時点で81号車が前再三81号車を抜きにかかる43号車だったが、やっと15周目にパッシングに成功

 その後も上位勢に大きな変動はなく、ポイントは2回目のピットインとなる。43号車は再びドライバー交代を行い、高木がステアリングを握る。そしてタイヤも再び4本交換。一方の81号車は藤井から青木へスイッチし、今回はタイヤを左側の2本だけ交換した。3位の7号車は折目から谷口へ交代すると、今回もタイヤは無交換という荒技を見せる。しかし、それでも81号車も7号車も43号車をとらえられない。43号車が今季初勝利をものにした。2位は81号車、3位は3戦連続表彰台の7号車。43号車の新田は、GT300の通算最多勝を16勝に更新。富士での通算最多勝も6勝に伸ばした。

優勝の43号車。昨年の最終戦の富士では悪夢に見舞われ、それを払拭する走りを見せた2位は81号車。序盤の43号車との一騎打ちは見物だった3位は7号車。ウェイトをものともせず、3戦連続の表彰台は驚異の走りといえる
GT300の表彰台の様子シャンパンファイト優勝しインタビューに答える新田と高木(右)

 ポイントランキングは、20点を追加した43号車ARTA Garaiyaの新田&高木が41点でトップに。2位は、優勝はないが3戦連続表彰台で37点を獲得している7号車M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7の谷口&折目。3位は、今回5位に入って6点を稼ぎ29点とした19号車ウェッズスポーツIS350の織戸&片岡だ。チームランキングは、50点で43号車を擁するAUTOBACS RACING TEAM AGURIが1位。2位は46点の7号車のM7 RE雨宮レーシング。3位は38点の19号車のRACING PROJECT BANDOHとなっている。

次戦以降のSUPER GTのスケジュール
 SUPER GTは第4戦は、6月20日、21日にマレーシア・セパンサーキットで開催される。海外なので国内のサーキットほど簡単に足を運べないかも知れないが、オフィシャルツアーも用意されているので、GTAの公式サイトからチェックしてみるとよいだろう。通常のツアーのほか、2009 AUTOBACS SUPER GT イメージガール「angelic」のスペシャル撮影会もワンセットになったツアーも用意されている。そして、国内でのバトルは第5戦がスポーツランドSUGOで7月25日、26日に開催される。

 SUPER GTの魅力は、市販車両をベースとしながら、フォーミュラマシンの域に達している速度を有し、なおかつそれが30台以上で走るというところ。これは国内のレースでは最大規模と言える。そして、トップドライバーが集結しているため、レース展開が激しい点も魅力だろう。そんなレースをお気に入りのコーナーで真剣に見るもよし、コース内側などの原っぱに寝転がりながらのんびり観戦するもよし。ピットウォークやグリッドウォークでは最新のテクノロジーが詰め込まれたGTマシンを間近に観察したり、ドライバーの表情を生で見たりサインをもらったりすることもできる。メインスタンド裏では各メーカーの出店もあるので、クルマ好き、レース好きには1日楽しめるイベントだろう。

フォトギャラリー

 

(Text:デイビー日高、Photo:奥川浩彦、デイビー日高、編集部)
2009年 5月 8日