【iPhone】トラブルナビ
テンパっちゃっても大丈夫!事故や故障時のお助けアプリ!
Ver.1.0 / 無料 / ソニー損害保険株式会社
[iPhone 3GS/4 iPad2 3G iOS 4.0~]

 

 今回紹介するのは、使わなくていいのならそれにこしたことはないアプリ「トラブルナビ」です!

 経験のある方はよくご存知だと思いますが、事故や故障などのハプニング発生時って「落ち着け落ち着け」って自分に言い聞かせるんだけど、平常心を保つことさえままならないですよね。とにかくテンパっちゃっておろおろするだけ……とか、私も経験あり!

 そんな時こそこの「トラブルナビ」の出番。どんなに焦ってしまっても、このアプリを起動、指示に沿って行動すればOK! というもの。その名のとおりトラブルが起こった際、順を追って的確にとるべき行動を指示してくれる、とっても心強~いサポートアプリなのです。

 そんな「トラブルナビ」は、ソニー損保よりリリースされています。トラブル対応のプロがリリースしたアプリです! これは心強いですよね。


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 アプリを起動すると、「交通事故」と「車の故障トラブル」の2つのボタンが並びます。この2つの詳細は追って説明します。

 その下に、「緊急時の連絡先一覧」「周辺施設ナビ」「事故時のワンポイントアドバイス」「事故メモ一覧」のボタンが並びます。


「緊急時の連絡先一覧」。救急や警察、保険会社へタップひとつで電話がかけられるようになっています。電話をかける際には、現在地住所が表示されます
「周辺施設ナビ」。アイコンをタップすると最寄りの「コンビニ」「ホテル」「ガソリンスタンド」「タクシー」「自動車修理工場」「レンタカー」がグーグルマップ上に表示されます。自動車修理工場はソニー損保提携の修理工場が表示されます
「ワンポイントアドバイス」事故の際に確認すべきポイントなどが、テキストとイラストで分かりやすく説明されています「事故メモ一覧」。あとで説明しますが、このアプリは事故の詳細を「事故メモ」として記録しておくことができます。その記録した「事故メモ」が一覧保存されています

 また、その下の「ユーザー情報設定」では事前に自分の情報を入力、保存しておくことができます。自分のことや車、保険会社(任意保険)の詳細情報を記入しておこうね!

「ユーザー情報設定」。万が一の事故に備え、ぜひ事前に入力しておきたい項目です! 「氏名」「電話」「メールアドレス」、車の「ナンバー」「車名」、「保険会社(任意保険)」では、ソニー損保以外の保険会社も記入可能

 それでは実際の使い方を見てみましょう! 起動した画面には赤い「交通事故」と、黄色い「車の故障トラブル」の大きな2つのボタンが設置されています。

 ではまず、トラブルの内容が事故の場合を見ていきましょう。「交通事故」をタップすると、最初に「ケガ人の有無」を聞かれます。「はい/いいえ」を選択し、次のページへ。

 続いて「事故状況選択」を選びます。内容は「車・バイクとの事故」「歩行者・自転車との事故」「建物・ガードレール・電柱等への接触」「車両単独の事故」「その他」の5つ。それぞれ事故の状況がさらに細かく分類されているので該当のボタンをタップ。

「ケガ人の有無」「事故状況選択」

 すると、「事故対応マニュアル」が表示されます。このページに具体的に何をしなくちゃいけないのかが順を追って指示されています。下部のアイコンは左から「事故対応マニュアル」が見られる「緊急連絡先」「事故メモ」。「ユーザー情報」の内容をメールで送信できる「相手方へ送信」が並びます。

「事故対応マニュアル」ここでも電話をかける際、現在地の住所が表示されるので、発生地点を正確に伝えることができます

 事故内容が「車・バイクとの事故」の場合、最初に救急119番へ電話→警察110番へ電話→保険会社へ電話、という対応になります。この際、表示されている「救急119番」や「警察110番」、ロードサービスや保険会社などをタップすれば、ダイレクトに電話をかけることができるんです! 現場での注意事項、たとえば「安全な場所へ車を移動しましょう」といったことも記載されています。

 このように、マニュアルの指示に従えば的確に対応できるようになっています。また事故が発生した場所の住所を調べなくても、GPSによって一番上に表示されているのが嬉しいですよね。

「事故メモ」

 また、「事故対応マニュアル」にはそれぞれ「事故メモ」が設けられていて、メモが残せるほか、アプリ内からダイレクトに写真撮影や音声録音が行えるんです。

 「事故対応マニュアル」の一番下にある「次に事故メモで事故状況を記録しましょう」をタップ!

 「事故メモ」ページ内には事故日時や場所といった「基本情報」を記載するフィールドがあります。しかしどちらも入力は不要! iPhone本体のカレンダーやGPS機能から自動的に記入されているのです。至れり尽くせり!

 また、続けて相手方の情報も残しておくことが可能。必須の「氏名」「電話番号」「住所」、そして「ケガの有無」「ナンバー」が入力できます。

 「より詳細なメモを取る」ボタンをタップすると「届出警察」や、さらに詳しい相手方の情報を入力することが可能。相手が複数の場合、3人まで情報を入力することができます。入力した内容をメールで送信できるようになっています。

 なお、「車両単独の事故」には相手方の情報を記入するフィールドはありません。


「事故メモ」の「メモ入力」画面。中段の「より詳細なメモをとる」をタップすると、さらに相手方の情報が記入できるようになっています

 「事故メモ」上部には「写真撮影」「音声録音」ボタンがあります。

 私が特にいいなと思った機能は、この「写真撮影」機能。事故現場で撮影しておくべき写真が、分かりやすいイラストで指示されていて、そのイラストをタップするとカメラが起動し、そのまま撮影ができるようになっているのです! なんと撮った写真はイラストと置き替わってる! これ、ものすごーくありがたい機能だと思いません?

 だってね、これが無ければアプリでマニュアルを見て、そいでもってカメラを起動して……とか手間と時間がかかるばかりか、そんなことやってたら1枚撮り忘れていた! なんてことも起こりえますよね。この機能があればそうした事態を避けることができちゃうのです♪

 また、「音声録音」機能もよく考えられていて、メモ入力が難しい場合などは音声で残しておくことが可能。音声1~3まで3つ録音ができちゃいます。ちゃんと記録すべき内容が記載されているのが嬉しいよね! こうしたきめ細やかな指示はさすが!

「事故メモ」の「写真撮影」。撮るべき写真がイラストで分かりやすく6つ並んでいます写真撮影後の「写真撮影」。イラストが写真に置き替わっています!
「音声録音」。録音すべき情報が記載されています

 では次に、起動した画面の黄色いボタン「車の故障・トラブル」をタップしてみましょう。下段には「緊急連絡先」と「周辺施設ナビ」ボタンが並びます。ここでは、エース損保さんを通じてロードサービスの要請ができます。もちろんタップ1つで直接電話ができちゃう♪ また、現場から最寄りのコンビニやホテル、ガソリンスタンドといった周辺関連施設が検索可能。

「車の故障・トラブル時の連絡先」

 万が一のトラブル時、頼れるアプリとして活躍してくれそうだよね!本当は使わないにこしたことはないのですが、備えあれば憂いなし!みなさんも事前に自分情報しっかり入力して、いざという時に備えておきましょ!

 


 

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(のりたまこ[のりたまこのブログ]
2011年 6月 14日