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ボルボ、東京 六本木で開催する新型SUV「XCシリーズ」の展示イベント「VOLVO POP UP STORE in Roppongi」発表会
4月14日~22日に六本木ヒルズ、5月10日~13日に東京ミッドタウンで開催
2018年4月11日 20:01
- 2018年4月11日 開催
ボルボ・カー・ジャパンは4月11日、東京 六本木のスウェーデン大使館において「VOLVO POP UP STORE in Roppongi」記者発表会を開催した。
2016年1月に日本で発売された新世代プラットフォーム「SPA(スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー)」を初採用したラージサイズSUV「XC90」を皮切りに、2017年10月に同じくSPAプラットフォームを採用したミッドサイズSUV「XC60」を、2018年3月に小型車向けプラットフォーム「CMA(コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー)」を採用するコンパクトSUV「XC40」を日本に導入。これによりコンパクト、ミドルサイズ、ラージサイズの最新SUVが出揃った形となり、今回の「VOLVO POP UP STORE in Roppongi」はそのXCシリーズのラインアップ完成を記念して行なわれる展示イベントになる。
XC90は「2017年次RJCカーオブザイヤー・インポート」を、XC60は「2017-2018 日本カー・オブ・ザ・イヤー」「北米SUV・オブ・ザ・イヤー2018」「2018年ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」を、そしてXC40は「2018年欧州カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞するなど、いずれのモデルも世界各国で高い評価を得ている。
それは販売台数にも反映されており、2017年(1月~12月)のボルボの世界販売台数は57万1577台(前年比7%増)と、4年連続で最高記録を更新。また、日本においても2017年(同)の新車登録台数が1万5751台(前年比8.3%増)と、好調な販売を見せているのが現在のボルボブランドになる。
発表会にはボルボ・カー・ジャパン 代表取締役社長の木村隆之氏、駐日スウェーデン 特命全権大使のマグヌス・ローバック氏が登壇して挨拶を行なうとともに、ボルボのブランドアンバサダーを務めるファッションモデルのアン ミカさん、ゲストとして招かれた俳優の山本耕史さんによるボルボを主題にしたトークショーが行なわれた。
同社は2017年10月に東京 青山にブランドコンセプトストア「ボルボスタジオ青山」をオープン。ボルボスタジオ青山はブランドの発信基地としてスウェーデンの文化やボルボの哲学を広く伝える役割を担い、イタリア ミラノに続いて同コンセプトを持つ世界で2番目の店舗になる。記者発表会の冒頭に登壇した木村社長によれば、オープン以降の約半年間でボルボスタジオ青山に1万8000人が来場したといい、「この成功を受けて、もっと気軽にボルボの実車を見ていただける機会を設けようと考えました。それがこのVOLVO POP UP STOREになります。スウェーデンの洗練されたデザイン性、安全哲学、北欧ライフを体験できるブースデザインやコンテンツなど、お楽しみいただけるさまざまな内容を用意しています」と解説。「VOLVO POP UP STORE in Roppongi」は4月14日~22日に六本木ヒルズで、5月10日~13日に東京ミッドタウンで開催。ボルボの最新SUVであるXC40、XC60、XC90が展示されるほか、カフェなどが併設されて気軽に北欧の価値を体験できる内容になっている。
一方で、マグヌス・ローバック氏は2018年が日本とスウェーデンの国交150周年にあたる年であること、ボルボの歴史などについて触れるとともに、「スウェーデンは自然が多い国で、そこでボルボ車が開発されるわけですが、過酷な気候の中でも勢いよく走れるのがボルボ車になります。自然を愛する日本人の方にも勧められるのがボルボの新しいモデルで、安全性も考えられています。安全性のことを考えて作られていることを周知していきたいです。日本をホームタウンと考え、皆さんにこよなく愛されるようなクルマであってほしいと願っています」とコメントした。