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【ル・マン24時間 2019】2020年からのHypercars(ハイパーカー)カテゴリーを発表

2019年6月14日(現地時間) 発表

2020年からのHypercars(ハイパーカー)カテゴリー

 6月14日(現地時間)、ル・マン24時間レースを主催するACO(Automobile Club de l'Ouest、フランス西部自動車クラブ)は、2020年以降のトップカテゴリーの車両規定について新たな発表を行なった。

 新たなカテゴリーはHypercars(ハイパーカー)と名付けられ、耐久レースのトップカテゴリーになる。車重については2018年に980kgと発表されていたが、2019年の発表では1100kgとなり、パワートレーンはハイブリッドシステムも加えて出力550kW(750HP)。ル・マン 24時間レースが行なわれるサルテサーキットを平均3分30秒でラップするという。

ハイパーカーについての概要
ハイパーカーについての説明。これらのスライドが紹介された

 ボディはコンストラクターが自由にデザインでき、このハイパーカーをベースとしたロードゴーイングモデル、つまり市販車の開発も条件に加わっている。

会場にはフォード GT40を展示
各年の参加車両のミニカーも展示

 トヨタは、昨年このル・マンでGRスーパースポーツコンセプトを披露。このGRスーパースポーツコンセプトは、2020年からのハイパーカーカテゴリーに適合する車両になるとみられている。

ACOの発表会場で談笑するトヨタ自動車株式会社 副社長 兼 GAZOO Racing Company President 友山茂樹氏(中央)。その左は、TMG(TOYOTA Motorsport GmbH)社長 村田久武氏