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ポルシェ、新たなブランド訴求拠点「Porsche NOW Tokyo」オープン会見
2020年7月12日~2021年8月31日までの期間限定店舗。タイカン試乗やVR体験が可能
2020年7月9日 13:48
- 2020年7月9日 発表
ポルシェジャパンとポルシェ正規販売店のイー・ビー・アイ・マーケティングは、東武有明フィールドに日本初のポップアップストアとなる「Porsche NOW Tokyo(ポルシェ ナウ トウキョウ)」を、2020年7月12日~2021年8月31日までの期間限定でオープンする。7月9日にはオープン会見がオンラインで行なわれた。
Porsche NOW Tokyoは、新しい潜在カスタマーとポルシェブランドの接点を繋ぐポップアップストアで、ポルシェがグローバルに展開する期間限定のリテールコンセプト「Porsche NOW」としては日本市場へ初めて導入された。これまでポルシェに接点のなかったユーザーへ幅広くブランドを訴求する拠点となり、ガラスを全面に採用した開放感あるモダンな店舗レイアウトは、カジュアルでリラックスした空間で、ユーザーの入店を自然に促す作りとなっている。
オープン時には、デッキスペースと店内にポルシェ初のフル電動スポーツカーであるタイカンを含む3台の車両を展示。ポルシェジャパンが都市型充電ステーションとして、東京・名古屋・大阪に配置を予定している150kW級の出力を誇るポルシェターボチャージングステーションも設置される。
また、店内にはポルシェモデルのVR体験スペースも設置されると同時に、日本初導入となる「ポルシェプロ」が常駐し、ポルシェに関するあらゆる質問に対応してくれる。
オンラインで行なわれたオープン会見でポルシェジャパン社長のミヒャエル・キルシュ氏は、新型コロナウイルスや九州の自然災害の被災者へのお見舞いと、医療従事者への感謝と敬意を述べたのち、ポルシェ内でも危機管理チームを立ち上げ、対策を講じていることなどを紹介。
そのほかにも、現在千葉県木更津市に建設中の「ポルシェエクスペリエンスセンター」は2021年夏ごろのオープンを予定していて、老若男女問わず、試乗体験をしながら、共に対話ができる場所の提供していくと宣言した。
また、オープン会見では、ポルシェジャパンのプロダクトマネージャー アレキサンダー・クワース氏が、ポルシェ初となるフルEV(電気自動車)「タイカン」について解説。2019年11月から行なっている“タイカン予約プログラム”がとても好評だと話し、予約者の45%がポルシェを初めて買う新規ユーザーで、95%が初めてのEVとしてタイカンを選択していて、ポルシェの狙い通りのターゲットに訴求できたと紹介。
さらに日本仕様のコンフォート、アシスタントシステム、E-パフォーマンスや、充電インフラについての説明も行なった。このPorsche NOW Tokyoには常時3台のポルシェが展示されるが、うち1台はタイカンと決まっていて、店舗へ足を運べばいつでもタイカンに触れられるという。
価格はタイカン4Sが1448万1000円、タイカンターボが2023万1000円、タイカンターボSが2454万1000円。現在申請中のCEV補助金や各自治体による補助金なども対象になる予定だという。