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アルピーヌF1ドライバーのドゥーハン選手と平川選手が参加した「A110」オーナー向けイベント代官山T-SITEで開催

2025年4月2日 実施
アルピーヌF1チームのドライバー ジャック・ドゥーハン選手(左)と、テスト&リザーブドライバーの平川亮選手(右)

アルピーヌF1チームドライバーMeet&Greet in Tokyo

 アルピーヌ・ジャポンは4月2日、F1日本グランプリ(4月4日~6日、鈴鹿サーキット)の開催に先出ち、チームドライバーのジャック・ドゥーハン選手とテスト&リザーブドライバーの平川亮選手が参加するアルピーヌ車オーナー向けイベントを代官山 T-SITEで実施した。

 イベントには約20台の「A110」とオーナーが参加。DAZNでF1中継の解説を行なうこともあるmotorsport.comの田中健一氏をMCに迎え、トークセッションやサイン会、愛車の前での個別写真撮影などが行なわれた。

約20台のアルピーヌ「A110」と、オーナーが集まった
イベントMCはmotorsport.comの田中健一氏が務めた

 お台場から代官山 T-SITEに移動したというドゥーハン選手と平川選手は、途中で桜を見るために寄り道をしたとのこと。車窓からのお花見となり、人出も多かったということで、あまり桜をながめる時間はなかったというものの、本当にきれいだったと話していた。

平川選手(左)とドゥーハン選手(右)

 鈴鹿サーキットを走るにあたって楽しみにしていることがあるかと聞かれたドゥーハン選手は「セクターワンが一番印象的にはなるかもしれないですが、コース全体で楽しめるところがたくさんあります。ヘアピンやシケインなど、クルマのバランスとかを大事にしなきゃいけないので、全コーナーを注意しながら走りたい」とコメント。

ジャック・ドゥーハン選手

 また、鈴鹿サーキットをF1マシンで走ることになる平川選手は「ジュニアフォーミュラから育ったということもあってすごく特別ですし、楽しみです。チームの貴重な時間をいただいての走行ですし、ジャックにとっても貴重な時間をもらったのでそこはすごく感謝しています。チームが少しでもポイントを取れるように貢献できればと思います」と話した。

平川亮選手

 日本グランプリへの意気込みについて、ドゥーハン選手は「最初の2レースは結構厳しかったので、日本グランプリでは全力を尽くして、マシンをちゃんと走らせてポイントを獲得できるようにやっていきたいと思います。日本グランプリだけでなく、3週間連続でグランプリがありますので、その期間、ずっと思い切りやっていきたいと思っています」と語った。

 平川選手は「盛り上がりに少しでも貢献できればうれしいですし、現行のマシンに乗るのは初めてなので、そこに少しでも慣れて、チームに貢献できるようにという気持ちで頑張ります」と述べた。

トークセッションが終わってからは、サインをしたり、愛車の前での記念撮影をしたり、オーナーとコミュニケーションをとっていた
最後は全員で記念撮影

 F1日本グランプリ(2025 FIA F1世界選手権シリーズ 日本グランプリレース)は4月4日にフリー走行1回目と2回目が行なわれ、5日にフリー走行3回目と予選が行なわれる予定。決勝レースは6日14時にスタートとなる。

 4日のフリー走行はあまり奮わなかったアルピーヌではあるが、予選・決勝での活躍を楽しみにしたい。

A110