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日産のフォーミュラEマシン、富士スピードウェイで走行シーンを日本初公開
NISMOフェスティバルで「リーフ NISMO RC」など計5台とデモラン
2018年12月2日 13:22
- 2018年12月2日 開催
日産自動車とNISMO(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル)は12月2日、富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)で開催しているファン感謝イベント「NISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY 2018 Supported by MOTUL」において、日産フォーミュラEマシンのデモンストレーション走行を日本で初めて一般公開した。
日産は2017年の東京モーターショーで、12月に開始されるシーズン5(2018年12月~2019年7月)からフォーミュラE選手権に参戦すると発表。以降、2014年のフォーミュラEスタートから3年連続でシリーズタイトルを獲得した「e.dams」の株式を取得して同社とのパートナーシップを強化するなど、フォーミュラE選手権への準備を着々と進めてきた。
シーズン5では、3月開催のジュネーブモーターショーで公開されたGen2(第2世代)マシンがレースに投入されることになる。Gen2マシンはエネルギー貯蔵能力が従来マシンの約2倍となり、より大きなパワーと長い航続距離を実現。これまでフォーミュラEの大きな特徴としてきた「レース中のマシン交換」が不要になる。
デモランはストレートでのみ行なわれ、11月30日に世界初公開された新型EV(電気自動車)レーシングカー「リーフ NISMO RC」、市販車の「リーフ NISMO」とともに計5台が走行。来場者は5台のEVによる静かな走りと加速力、フォーミュラEマシンのドーナツターンなどを楽しんだ。
なお、フォーミュラE シーズン5は12月15日(現地時間)にサウジアラビアのリヤドで開幕する。
【お詫びと訂正】記事初出時、日産フォーミュラEマシンのドライバーをアレックス・アルボン選手と紹介しておりましたが、正しくはオリバー・ローランド選手でした。お詫びして訂正させていただきます。