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レクサス、特別仕様車IS“I Blue”/LC“PATINA Elegance”を「LEXUS MEETS...HIBIYA」で披露

9月27日~10月30日の期間限定で展示イベント開催。コラボレーションスイーツの提供も

2019年9月27日~10月30日 開催

LC“PATINA Elegance”:1400万円~1450万円(消費税10%含む)

IS“I Blue”:541万6000円~655万7000円(消費税10%含む)

東京ミッドタウン日比谷の「LEXUS MEETS...HIBIYA」で披露された特別仕様車IS“I Blue”/LC“PATINA Elegance”

 レクサスは、9月26日に発表した特別仕様車LC“PATINA Elegance”とIS“I Blue”を、東京ミッドタウン日比谷の「LEXUS MEETS...」(東京都千代田区有楽町)で披露した。LEXUS MEETS...では、特別仕様車2台を同時展示するイベントを、9月27日~10月30日の期間限定で実施する。

 開催初日9月27日は、報道関係者を集めて特別仕様車がお披露目されるとともに、それぞれの開発者として、LC開発者の武藤康史氏、IS開発者の小林直樹氏が登壇。特別仕様車の開発に込めた想いや、専用の内外装の特徴について説明した。

イベントの冒頭に挨拶したレクサスブランドマネジメント部 Jマーケティング室 主任の植木明広氏

国内100台限定販売の特別仕様車“PATINA Elegance”

LCの特別仕様車“PATINA Elegance”

 LCの特別仕様車“PATINA Elegance”は、「LC500h」「LC500」をベースに、柔らかさを追求した「L-ANILINE」本革シートと、柔らかい手触りのプレミアムレザーを使用した本革ステアリングを採用。さらに、LCに新規設定したボディカラー「テレーンカーキマイカメタリック」と特別仕様車専用内装色「パティーナブラウン」などが採用されたモデルとなる。

LC開発者の武藤康史氏

 LC開発者の武藤氏は「私たちがこのクルマに込めた想いの中にある、走りとデザインについては毎年進化させていこうと思っています。走りついては、このクルマが掲げているテーマである“より鋭く”“より優雅に”、この2つのキーワードを大切にしながら走りを磨いています。デザインについては、通常販売しているモデルに加えて今回のような特別仕様車を出すことで、LCの持つ世界観を広げて、お客さまの期待感に応えていきたい」との考えを話した。

LCの特別仕様車“PATINA Elegance”
LCの特別仕様車“PATINA Elegance”
LCの特別仕様車“PATINA Elegance”

 特別仕様車のインテリアを担当した吉田貴奈氏からは、同モデルに採用されたL-ANILINEについて、柔らかさと自然な風合いを活かしつつ耐久性を併せ持ったレクサスの最高級本革であることや、ステアリングにもプレミアムレザーを使用して、上質さを肌で感じられるようにこだわったことが説明された。

特別仕様車のインテリアを担当した吉田貴奈氏
L-ANILINEは、最高位の原皮だけを厳選し、長時間にわたる柔軟化工程と、独自の工夫や技術により薄い塗膜を目指したカラーコートで柔らかさを実現し、体を包み込む座り心地と、走行中のフィット感を向上させたという
LCの特別仕様車“PATINA Elegance”

搗色(かちいろ)で勝ちにいく「IS」

ISの特別仕様車“I Blue”

 ISの特別仕様車“I Blue”は、「IS350」「IS300h」「IS300“F SPORT”」をベースに職人が1つずつ本杢を藍色に仕上げた藍本杢ステアリングホイールを採用。インテリアでは藍色が引き立つ特別仕様車専用のカラーコーディネートでまとめて、エクステリアにはスピンドルグリルやアルミホイールなどを黒基調としてスポーティさを強調した。

IS開発者の小林直樹氏

 IS開発者の小林氏は「藍、藍染といいますと浴衣などを想像する方もいらっしゃるかもしれませんが、藍色はサムライブルーのサッカーやいろいろな競技のユニフォームに使われるようなスポーティな一面もあります。別名で搗色(かちいろ)といいまして、昔、武士が戦いに行くときに藍色をつけて“勝つぞ”ということで、そういった勝負の色となり、実にレクサスに合うんじゃないかなということと、もうすぐオリンピックでちょうどいいタイミングということで、藍の採用に至りました」と明かした。

ISの特別仕様車“I Blue”
ISの特別仕様車“I Blue”

 小林氏は「実はステアリングホイールは、光の当たり方によって、光が当たっていない時は黒っぽく、光が当たると金属の青色を放つというように、表情をどんどん変えていきますので、非常に面白い品物に仕上がったかなと思っています」と話し、このステアリングホイールにコーディネートした形で内装色も同じようなブルーをあしらい、アルミホイールやグリルについてもコーディネートを行なったという。

本杢の表面は職人の手作業による研磨で本革と変わらない滑らかな質感に磨き上げ、藍塗装では塗膜を可能な限り薄くすることで極薄のアルミ層がベースのブラック層を効果的に透過。塗装はすべての工程を専門職人の手吹きで行い、自然素材が持つ本物の質感を表現した
室内の影の中では黒く見えながら、太陽光を受けるとメタリックのように鮮やかな藍色を出現させるという

コラボレーションスイーツも楽しめる特別展示イベント「IS“I Blue”/LC“PATINA Elegance”SPECIAL EXHIBITION」

 なお、LC“PATINA Elegance”とIS“I Blue”が展示される9月27日~10月30日の期間、LEXUS MEETS...内のコンセプトカフェ「THE SPINDLE」では、特別仕様車の発売を記念したコラボドリンクとコラボパフェが提供される。実際に記者も試飲することができた。

「八海山甘酒抹茶ラテ inspired by “PATINA Elegance”」は、LC“PATINA Elegance”の専用内外装をイメージしたドリンク。「麹」と「水」のみで作られた甘酒を使用した抹茶ラテといい、すっきりしたのどごしが印象的。

八海山甘酒抹茶ラテ inspiresd by “PATINA Elegance”:700円(税別)

「ブルーベリーとぶどうのヨーグルトパフェ アサイーのソース inspired by “I Blue”」はIS “I Blue”の専用内外装をイメージしてブルーベリーを使用したパフェ。バニラアイスの甘みとブルーベリーの甘酸っぱさが絶妙なバランスで口に広がる一品であった。

ブルーベリーとぶどうのヨーグルトパフェ アサイーのソース inspiresd by “I Blue”:1000円(税別)

 提供するドリンク・パフェを注文した人には、特別仕様車に実際に採用される内装素材を用いた特製コースターのプレゼントも用意される(数量限定・無くなり次第コースターのプレゼントは終了)。

LC ”PATINA Elegance”コラボドリンク、IS ”I Blue”コラボパフェを提供

 そのほかにも10月19日にはスペシャルトークイベント「CRAFTED~日本の美意識・感性が息づくデザインとモノづくり~」が開催される。特別仕様車2台の担当カラーデザイナーと、海部藍プロダクトデザイナーで藍染の匠として活躍する永原レキ氏(LEXUS NEW TAKUMI PROJECT:2016年徳島県代表)を招いて、特別仕様車の開発エピソードや「色」に対して込められた想いが、レクサスがブランドとして大切にしている考え方「CRAFTED」と共に語られる。

海部藍プロダクトデザイナーで藍染の匠として活躍する永原レキ氏(LEXUS NEW TAKUMI PROJECT:2016年徳島県代表)の作品も展示される

・実施日時:10月19日15時~16時
・参加:抽選で30名の申込み制
・応募:イベント専用Webサイトにて参加申し込み可能
・応募締切日:10月10日