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オペル、新型EV「モッカ」初公開。航続距離322kmを実現するクロスオーバーモデル

2020年夏の終わりに発売予定。最高速150km/h

2020年6月24日(現地時間) 発表

新型EV「モッカ」

 オペルは6月24日(現地時間)、新型EV(電気自動車)「モッカ(Mokka)」を公開した。モッカはクロスオーバータイプのコンパクトカーで、今後のオペル車に展開していく新しいデザインが採用された。

 公開されたモッカのエクステリアは、特徴的なマトリクスLEDヘッドライトなど、オペルブランドの新たな方向性を示すデザインを採用。全長4150mmのボディサイズで5名乗車を可能にするとともに、トランクルームに最大350Lの積載スペースを用意。内装は、ワイドディスプレイによるデジタルコクピットの採用を特長としている。

新型EV「モッカ」

 パワートレーンは、容量50kWhのバッテリーと最高出力100kW(136HP)、最大トルク260Nmを発生する電気モーターを搭載。パフォーマンスでは、最高速150km/hと、WLTPモードで最大322kmの航続距離を実現する。

 欧州ではモッカは2020年夏の終わりに発売予定。オペルでは、2024年までにすべてのオペル車に電動化モデルの導入を計画しており、モッカにはEVモデルを最初に導入し、今後ディーゼルエンジンやガソリンエンジン搭載モデルの導入も計画されている。