トピック
MID 2021年新作勢揃い! 安心と安全、造形の妙と美が揃うマルカサービスのアルミホイール「NITRO POWER編」
オフロードテイスト満載! ボディやタイヤに負けない迫力・存在感のある足下を演出
- 提供:
- マルカサービス株式会社
2021年3月19日 00:00
日本の市販アルミホイールメーカーとして大きなシェアを持つのがマルカサービスである。とはいえ、ほんの数年前まで社名を前面に出した商品展開をしていなかったので「聞いたことがない」と思う方もいるだろう。
だけど「ファイナルスピード」「マナレイスポーツ」、それに「シュナイダー」といった銘柄ならご存知なのではないだろうか。実はこれらはすべてマルカサービスのホイールなのだ。
そのマルカサービスは、2015年よりアルミホイール作りにおける新しい取り組みを進めていた。それが低価格を守ったままデザインや品質をさらに高めていくというもので、「Maruka Intelligent Design(以下MID)」というデザインや品質を重視するブランドの誕生だ。
もの作りのグローバル化が進むいま、日本で販売されているアルミホイールのおよそ9割の銘柄は海外工場での生産だ。そしてMID製品も海外の生産拠点で作られているわけだが、設計やデザインの分野では日本でも評価の高いアルミホイール製造を手がけている日本人スタッフを起用するとともに、品質管理を徹底。
さらにJWL、VIA規格への合致を見る製品試験は日本の工場にてJWL基準を上まわるMIDスペック規定に沿った形で行なうという体制を敷いているので、海外生産品につきまとう品質に関する疑問は完全に払拭された安心・安全な製品になっているのだ。
こうした内容で生産されるMIDには、対象とする車両タイプごとに5つのブランドがあるが、今回はその中から2021年の新作を紹介していく。新作では造形に加えて「色」での見せ方にこだわっているのが特徴とのことなので、全3回にわたる今企画は「色使い」の話も盛り込んだ内容にしていこう。第3回目はNITRO POWERシリーズを紹介する。
MID 2021年新作勢揃い! 安心と安全、造形の妙と美が揃うマルカサービスのアルミホイール「RMP編」
https://car.watch.impress.co.jp/docs/topic/special/1309524.html
MID 2021年新作勢揃い! 安心と安全、造形の妙と美が揃うマルカサービスのアルミホイール「RMP RACING編」
https://car.watch.impress.co.jp/docs/topic/special/1309563.html
オフロードテイストのNITRO POWERシリーズ
オフロードテイストのホイールでは力強さを表現するデザインが主流で、今回紹介する「NITRO POWER M28 BULLET(以下M28)」もその傾向のデザインを取り入れている。
特徴的なスポークと繋がるリム部の形状、リムにまるで別パーツを貼り合わせたかのような大きな段差を付け、それとスポークのラインを繋げるようにしている部分が特徴的。センターホールが大きいのと、リム側面の厚みがあることから長さが短くなっているスポークを視覚的に長く見せるだけでなく、そこにできた四角のブロックがホイールの円をグッと支えるようなイメージとしている。
こうしたデザインをホイール単体で見ると、たしかに「ゴツイ」と感じるだろう。しかし、M28を履く場合はおそらくブロックパターンが大きくタイヤサイドの装飾や文字もハッキリした感じのタイヤを合わせると思うが、この手のタイヤに対してはM28くらい存在感がある方がマッチングがいい。とくにヘッドライトのデザインが派手めだったり、シルバーの加飾が多いSUVやオフロード系のモデルではM28のブラック/ミラーカットくらいの派手さがなじむのではないだろうか。
反対に、オフロード車でも街乗りのイメージでいきたい場合やオールシーズンタイヤを履くようなときはセミグロスブラック/マシニングがマッチングがいいのではないだろうか。タイヤが大きいことでボリュームに合わせた存在感を出しつつ、目立ちすぎないマッチングが作れるだろう。
つまり、M28は履くタイヤに合わせたカラーバリエーションが選べるようになっているということなのだ。色を重視するというテーマに対し、こういう解釈で製品に落とし込んでいる点におシャレさも感じる。
アメリカンスタイルを追求した「NITRO POWER M10 PERSHING」
最後に紹介するのは、「NITRO POWER M10 PERSHING(以下M10)」というアメリカンスタイルを追求した10本スポークタイプ。カラー展開は2パターンで、渋くまとめたい人向けのセミグロスブラック/マシニングがまず1つ。そして、街乗りがメインでキレイさがほしい人向けのブラック/DC+マシニング/ブラッククリアの2色が用意されている。
M10に設定されている2パターンのブラックは、どちらも陰影をハッキリさせる効果がある。そこでM10ではスポークの天面と断面に折れ線を入れることで立体感を出すと同時に、光が当たったときに折れを境に陰影がついて表情が変わるようなスポーク部の形状にしている。
また、リム部には機械加工でボルトホール的なフランジドリルド加工を施している。これに加えて、リム内側のエッジを等間隔でカットするような形状とすることで、オフロード系ホイール的なタフなイメージとした。
もう1つ、M10の6穴モデルではセンターキャップまわりに6本のマシニングによる削りのラインを入れているが、これがホイールセンターにパートタイム式4WD車にあった、駆動切り替え機構が付いたハブのガードカバーが付いているように見せる効果を出している。なお、この加工はM28にも採用されている。
以上がMIDが発売した2021年の新作ホイールだ。どのモデルもデザインや製法に凝っているだけでなく、製品の安全性に関しても業界基準であるJAWAの規定より厳しいところに独自の合格ラインを設け、JAWA規定を上まわっていても自社の基準に届かなければ製品化しないという姿勢を取っている。
それでいて全てのモデル、サイズは同等のクオリティを持つ他社製ホイールよりリーズナブルな価格帯とするなど、どこを取ってもユーザーには「メリットしかない」という内容だけに、愛車のホイール交換を検討している場合はMIDのホイールを購入候補に入れておきたい。