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伊フェラーリ、ル・マン24時間レース開催に合わせて「488 Pista」のスペシャルバージョン「Piloti Ferrari」仕様公開
2017年にタイトルを獲得したAFコルセ 51号車にインスパイア
2018年6月16日 10:33
- 2018年6月15日(現地時間)発表
伊フェラーリは6月15日(現地時間)、6月16日15時に決勝レースがスタートする「第86回ル・マン24時間レース」の開催に合わせ、「488 Pista」のスペシャルバージョン「Piloti Ferrari」仕様を公開する。同モデルは決勝前夜にお披露目される予定。
今回の488 Pistaは、2017年のWEC(FIA世界耐久選手権)でアレッサンドロ・ピエール・グイディ選手とジェームス・カラド選手にドライバーズ・タイトルを、フェラーリにマニュファクチャラーズ・タイトルをもたらしたAFコルセ 51号車にインスパイアされたモデル。
エクステリアではWECタイトルを記念する月桂樹、選手権ロゴと参戦クラスを示す「PRO」の文字を配し、イタリア国旗のデザインをあしらった。また、マットブラック仕上げのS-ダクト・エアロダイナミクスシステムやナチュラルカーボンファイバーの「ダブテール」リアウイングなどが装備される。ボディカラーはレーシングの世界にインスパイアされたロッソ・コルサ、ツール・ド・フランス・ブルー、デイトナ・ブラック、ニュルブルクリンク・シルバーの4色を設定する。
インテリアは、バックレストのセンターバンドにイタリア国旗が刻まれた専用穿孔シートを含め、ブラック・アルカンターラ仕上げとした。イタリア国旗カラーはテクニカル素材製のフロアマット、パドルシフトにも採用されている。また、エクステリアのカラーリングで使われる「51」の数字はステアリングホイールの基部にも配されるほか、全てのカーボンパーツの仕上げはマットで統一。そのほか特別装備の識別プレート、テーラーメイドのカーボン・シルトリムなども装備している。
エンジンは488 Pista同様、最高出力530kW(720CV)/8000rpm、最大トルク770Nm/3000rpmを発生するV型8気筒3.9リッターツインターボ。