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BMW、2021年のニュルブルクリンク24時間レース参戦体制
2021年5月8日 22:46
- 2021年5月5日(現地時間)発表
BMWは5月5日(現地時間)、2020年に20回目の総合優勝を飾ったニュルブルクリンク24時間レースに、2021年も強力なチーム体制で臨むことを発表した。第49回目を迎えるニュルブルクリンク24時間耐久レースは6月3日~6日に開催されるが、5月8日~9日には24時間レースの予選となる6時間耐久レースが行なわれる。BMWチームは「ROWEレーシング」「Schubertモータースポーツ」「Walkenhorstモータースポーツ」、および「BMW ジュニアチーム」の4チームで参戦。今年もマシンは「BMW M6 GT3」を投入。
ROWEレーシングは2020年は99号車 BMW M6 GT3で総合優勝。ニック・キャッツバーグ選手とニック・イェロリー選手が2021年も続投し、BMWの同僚であるジョン・エドワーズ選手とフィリップ・エング選手が新たに加わり連覇を目指す。また、BMWワークスドライバーのコナー・デ・フィリッピ選手、マーティン・トムチェク選手、シェルドン・ファン・デル・リンデ選手、マルコ・ヴィットマン選手らは、98号車 BMW M6 GT3でニュルブルクリンク24時間レースに挑む。
Schubertモータースポーツは、2021年のニュルブルクリンク24時間レースの課題に直面。チームの20号車 BMW M6 GT3では、BMWワークスドライバーのイェッセ・クローン選手とイェンス・クリングマン選手が、ステフデュッセ・ルドルプ選手とアレクサンダー・シムズ選手と交代で参加する。
Walkenhorstモータースポーツは、ニュルではおなじみのチームの一つ。Walkenhorstモータースポーツの100号車 BMW M6 GT3は、ヘンリー・ウォーケンホルスト選手、フリードリヒ・フォンボーレン選手、イェルク・ブロイアー選手、アンドレアス・ジーグラー選手の4人でドライブ。101号車 BMW M6 GT3は、クリスチャン・クロッグネス選手、デイビット・ピタード選手、ベン・タック選手らがドライブ。102号車 BMW M6 GT3は、マリオ・フォン・ボーレン選手、サミ・マティ・トロゲン選手、ヨルグ・ミューラー選手、ヤクブ・ギエルマジアック選手らがステアリングを握る。
BMWジュニアチームの、ダン・ハーパー選手、マックス・ヘッセ選手、ニール・フェルハーゲン選手は、2020年のニュルブルクリンク24時間レースにBMW M4 GT4でデビュー。見事SP8Tクラスで勝利し、全体でも19位となり、GT3マシン以外ではもっとも上位のチームとなった。
2021年はマシンをBMW M6 GT3に変更して参戦。アウグスト・ファルフス選手を加え、2021年のニュルブルクリンク24時間レースで次のステップを踏み出す。
ドライバーラインアップ
ROWEレーシング、1号車 BMW M6 GT3
ニック・キャッツバーグ(NED)
ジョン・エドワーズ(USA)
フィリップ・エング(AUT)
ニック・イェロリー(GBR)
ROWEレーシング、98号車 BMW M6 GT3
コナー・デ・フィリッピ(USA)
マーティン・トムチェク(GER)
シェルドン・ファン・デル・リンデ(RSA)
マルコ・ヴィットマン(GER)
Schubertモータースポーツ、20号車 BMW M6 GT3
イェッセ・クローン(FIN)
イェンス・クリングマン(GER)
アレクサンダーシムズ(GBR)
ステフ・デュッセルドルプ(NED)
Walkenhorstモータースポーツ、100号車 BMW M6 GT3
ヘンリー・ウォルケンホルスト(GER)
フリードリヒ・フォン・ボーレン(GER)
イェルク・ブロイアー(GER)
アンドレアス・ジーグラー(GER)
Walkenhorstモータースポーツ、101号車 BMW M6 GT3
クリスチャン・クロッグネス(NOR)
デビッド・ピタード(GBR)
ベン・タック(GBR)
TBD(未定)
Walkenhorstモータースポーツ、102号車 BMW M6 GT3
マリオ・フォン・ボーレン(GER)
サミ・マティ・トロゲン(FIN)
ヨルグ・ミューラー(GER)
ヤクブ・ギエルマジアック(POL)
BMWジュニアチーム、77号車 BMW M6 GT3
ダン・ハーパー(GBR)
マックス・ヘッセ(GER)
ニール・フェルハーゲン(USA)
アウグスト・ファルフス(BRA)