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マセラティ、次期型「グラントゥーリズモ」「グランカブリオ」はブランド初のEVに

現行モデルの生産終了を祝した「グラントゥーリズモ ゼダ」発表

2019年11月11日(現地時間)発表

現行グラントゥーリズモの生産終了を祝したモデル「グラントゥーリズモ Zeda」

 伊マセラティは11月11日(現地時間)、現行型「グラントゥーリズモ」の生産終了を祝したモデル「グラントゥーリズモ Zeda(ゼダ)」を公開した。この発表に伴い、モデナ工場でのグラントゥーリズモ、「グランカブリオ」の生産を終了することをアナウンスするとともに、両モデルの次期型がブランド初のEV(電気自動車)になることを明らかにした。

 グラントゥーリズモ、グランカブリオはモデナ工場で生産されていたが、EVとなる次期型からトリノ工場での生産になる。モデナ工場は新たなハイパフォーマンススポーツカーの生産に向け、生産ラインを全面的に改修するとのこと。

 Zedaの車名はモデナ地方で使われる言葉で“Z”を意味し、マセラティのルーツへの誇りを示すとともに、終わりの後に訪れる新たな始まりを予感させる意味が込められているという。

 外観上ではリアセクションをマットのサテン仕上げ、フロントセクションを艶やかなメタリック仕上げとしており、表面の質感の変化が楽しめる仕様となっている。

グラントゥーリズモ Zeda