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SUPER GT参戦中のドラゴ・モデューロチーム、HFDP出身19歳の牧野任祐選手をGT500ドライバーに起用
10月9日決勝の第7戦タイ、11月12日~13日決勝の第3戦・第8戦もてぎに参戦
2016年9月16日 16:00
- 2016年9月15日 発表
2016年SUPER GTシリーズ GT500クラスに参戦中のドラゴ・モデューロ・ホンダ・レーシングは9月15日、牧野任祐選手を起用すると発表した。牧野選手はパートナーの武藤英紀選手とともに、第7戦タイ(10月9日決勝)、第3戦・第8戦もてぎ(11月12日・13日決勝)に参戦する。
今回のドライバー変更は、2016年の開幕戦から参戦していたオリバー・ターベイ選手がFormula E 2016-2017シーズンへ参戦することによるもの。
牧野選手は、本田技研工業が展開するHFDP(ホンダ フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)の出身で現在19歳。2015年に鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラ(SRS-F)のスカラシップを獲得し、2016年は全日本F3選手権に参戦しているドライバー。
牧野選手は「国内モータースポーツのトップカテゴリーの1つであるGT500で戦えることをとても嬉しく思っており、今は少しでも早くマシンをドライブしたい気持ちで一杯です。レベルの高いライバルに囲まれ、自分にとってはとても大きな挑戦になりますが、道上監督やパートナーの武藤選手など、経験豊富な方々のアドバイスをよく聞きながら、自分の強みである“冷静な走り”を皆さんにお見せできるよう、全力でチャレンジしていきます」とコメント。
道上龍監督は「この度、オリバー・ターベイ選手に代わり、牧野任祐選手を起用することになりました。ターベイ選手とは昨年のチーム立ち上げ時から一緒に戦ってきましたが、今回、フォーミュラ Eに専念したいという本人の意向を受け、ドライバーラインアップの変更を決断しました。ここまで一緒に戦ってきてくれたターベイ選手には非常に感謝しており、今後の活躍を期待しています。牧野選手はホンダ育成プログラム出身の若いドライバーですが、F3やF4などでの活躍や、今年のSUPER GT第5戦鈴鹿ラウンド GT300クラスで見せた素晴らしい走りを考慮し、彼を起用することにしました。牧野選手にとっては初めての舞台になりますが、若手らしくアグレッシブな走りを見せてほしいと思います」とコメントしている。